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今日 ,不思議な ″ 夢 ″ を見た 。
でもハッキリと思い出せない …
思い出そうとすると ,脳が拒絶しているのか
頭が痛くなってきたから ,思い出すのはやめた 。
ピンポーン
「はーい、テヒョン、ちょっと待ってn」
グク「俺、テヒョンじゃないんだけど」
「あっ…グク…」
グク「え、もしかして俺来ちゃダメだった?」
「いっ、いや!そんな事ない!」
グク「昨日の事気にしてんだろ? もういいよ、あれは」
「でもっ…」
グク「俺がいいって言ってんだから、いいんだって」
そうクシャッと笑うと私の頭を優しく撫でてくれた 。
… それを テヒョン が見ていたとは知らずに 。
グク「今日は、俺と行こ」
「でも、テヒョン…」
グク「今日だけだから、なっ?」
「……………うん、わかった」
グク「ありがと」
「あのさ…どうしてグクはあんなにしてまで私を守ってくれたの?」
グク「お前は大切な幼馴染だから、守ってやんなきゃって思ってㅎㅎ」
「グク………」
やっぱ ,グク 優男 。
自慢の幼馴染だ
「ありがとう」
グク「なんかあったら、俺に言えよ!ㅎㅎ」
「うんっ、そうするㅎㅎ」
私がそう言うと ,少し照れくさそうに
頭を掻いていた 。
✱✱✱
ハウン「あなた、おはよぉ~!…って、あれ?テヒョンは?」
「今日は、グクと来たんだ」
ハウン「へぇ~、そうなんだ!」
「うん」
グク「こいつ、危なっかしいから俺がついてやんねーとダメなんだよㅎㅎ」
「ちょっ、何よそれ~!」
グク「ㅎㅎ 嘘だって」
ハウン「ちょっとグクッ!あんたもしかして…あなたのこと好きなんじゃないの~?♡」
ハウン が余計な事を言ってきた
そんな事あるわけないのに 。
グク「はぁ?そんな訳ないだろ。第一、俺は親友の彼女を取るようなやつじゃねぇから」
「そ、そうだよっ!私にはテヒョンがいるもんっ」
ハウン「…だね、変な事言ってごめんㅎㅎ」
グク「俺は、妹一筋だからな!」
「え、きもい」
ハウン「シスコンかよ…ㅎㅎ」
グク には ,5つ離れてる妹がいるんだが …
その子が恐ろしく可愛い … !!!! ♡♡
もう ,兎みたい ! 🐰
グク「何言ってんの!俺は、シスコンじゃなくて、ドシスコンだぞ!((どや」
「自分で言うな ((真顔」
ハウン「そして、最後にどやんな ((真顔」
グク「わぁ~俺、いじめられてる~!誰か助けてぇー!」
クラス「ㅎㅎ グク頑張れー」
こんな感じで ,今日は久しぶりにすごい楽しめた 。
これも ,グク のおかげかな 。
そう思って グク を見つめていると ,
視線の先に テヒョン がいて
一瞬 … 心臓が飛び出るかと思ったくらい
驚いた 。
だって ,テヒョン の目は凄く怖くて …
″ 殺気で溢れていたから ″
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。