俺にはない楽観的な考え方でホビホビ〜とか言いながらあの不思議なテンションで笑わせてくれる
男同士の友情も悪くない。
あの時、初めてあなたが朝帰りした日
きっと俺との関係に悩んではけ口が欲しかったんだろう
男女にも体以外の付き合い方があることを知った
彼らに何度救われたか。
そうだよな、病院であんなに悲しんで1番近い俺まで否定したらあなたも辛いよな、
きっとあなたが辛くなったら行く場所。
あの生まれ育った施設にあなたを迎えにいこう
あなたと赤ちゃんを守るために俺が支えなきゃ
まだまだ泣かせることも多い至らない俺だけど
あなたには俺のそばにいて欲しい
その時は赤ちゃんも。
欲張りな願いかもしれないけど
引き出しから用意していた白い箱をポッケに入れた
あなたの所へ車を走らせた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。