第26話

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2020/10/19 12:59






私とてひょんの出会いはとある施設だった






私は小学校の入学と同時に施設で暮らすことになった



理由は母親に捨てられた。
私は幼い私よりも男を選んだ。



飲んでは暴れて家に来る男もコロコロ変わる。
そんな生活でもママ。は私にとっては大事だった





でもそれは違うということを知った
これは母親がする愛情ではないことを





母親が連れてきた男と2人きりになった
幼い私は保育園にも行かせてもらえず字を書くことすらできない。


「なんだ、その生意気な顔は。」

焼酎の瓶片手に40代半ばくらいの男に怒鳴られた

「お前のお父さんなんだぞ、なんで睨みつけるんだ」



この人は父ではない、母と同棲してる男だ。







「ごめんなさい……ごめんなさい……」

そういうと男は私の服を脱がそうとしてきた


「許してください……」

そこへ母親が帰ってきた



「ママ!助けて……」





は?と言わんばかりない顔でタバコをくわえたまままた出ていった




母は"私を愛していない"


幼いながらそう感じた。







この日からこのデカ男に襲われた。
痛くて抵抗しても自分より遥かにでかい体は抵抗することさえもできなかった。









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