第38話

*(36)
13,019
2020/10/27 13:00



私は今までのグクとのことを話した




てひょん
てひょん
「あなたさ、」
てひょん
てひょん
「俺のところ来なよ。」
You
You
「やめて~!!
いくら冗談でもきついって」
てひょん
てひょん
「おれ、本気なんだけど」
てひょん
てひょん
「その彼氏より絶対幸せにするから」


一瞬でも私はその真剣な眼差しに飲まれそうになった


でもその時に脳裏にチラついたのは
クシャッと笑うぐく笑顔だった…




てひょん
てひょん
「俺のものにならないならっ……」








てひょんは強引に口付けをしてきた


舌を無理に入れようとするテヒョンに精一杯抵抗して
後に回っていた手を解いて払い除けた





You
You
「やめてっ!!
DVするし最低だしいっそテテを好きになれたらって思うけど」
てひょん
てひょん
「だったら……」
You
You
「それでも私はグクが好きなの、
グク以外好きになれないの……」
You
You
「分かってる、自分でも。
馬鹿な女って でもグクが好きでグクのそばにいたいの」
てひょん
てひょん
「だったら中途半端に家に来たりすんな
こっちだって期待しちゃうだろ」
てひょん
てひょん
「曖昧な態度取るなよ」



今まで見たテヒョンの中では1番怖い顔をしていたのに目からは涙が溢れていて
てひょんにも、グクにも申し訳なかった

You
You
「帰るね……」







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