第27話

*(25)
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2020/10/19 22:56






ある日。






男が私を押し倒そうとした時瓶ビールの瓶を片手に持ち男の頭を叩くと

「いてぇな!何するんだ。」




頭を抑えて痛そうにしている



この時私は

"今しか逃げられない"


そう思い靴も履かずに家を出た




字も読めない、顔見知りもいない私は近くのコンビニへ行った
ここはよく母親のタバコを買う時に連れてこられた馴染みの店だ


ボサボサの髪の毛にみだられた服裸足
不自然に見える私の風貌に優しそうなお姉さんがバックルームへと連れていってくれた


そこから母親は何度も
私は虐待していない、ご飯もしっかり食べさせていたし親権を主張してきた

私はあの時男に襲われた時に無視をした母親の姿が忘れられない。









小学校の入学と同時に施設で暮らすことになった

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