第36話

*(34)
13,007
2020/10/21 12:54


(🐰)


あなたは3年生になった


俺は相変わらず親には大学を出たら教養試験を受けろだの圧力をかけられた






「ジョングク、お前は生活安全課になりなさい」

母「私はお兄さんが刑事課でお姉さんは地域課だから〜〜」



とか、自慢のように周りに言ったり、父親は職種すら選ばせてくれなかった
生まれた時から警察官になるのが当たり前。


金に困ることはなかったけどトリ籠の鳥のような気分だった


「スジョンもユンホも警察官になれたから
我が家は後はジョングクだけだな。」





そんな呪縛から逃れたかった


俺は家を出た



誰もいない土地へ1人で足を踏み入れた
そこであなたに出会って、あなたと一緒に暮らし始めた




今思うと俺は自分の理想を押し付ける父と母と同じだった


"あなたには俺好み、俺以外は見るな。"

そんな気持ちがエスカレートした





中学卒業したあなたは共学に行きたいと言った



You
You
「○○高校の制服が可愛くて美容系の授業も取れるしここに入りたいんだよね〜」
ぐく
ぐく
「でも、共学でしょう?男いるんだよね?ダメだよ?あなた?」




それでもあなたは共学へ入学した。


条件付きで。







ぐく
ぐく
「あなた……俺の傍から離れないで。」

そう思った時には手が出ていた



恐怖で震えて
「ごめんなさい、ごめんなさい」
というにあなたに俺は


「これであなたの心を操れる」なんて思ってしまった。
















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