あれは去年の事だった

回想🥵

でも私は意識してた彼のこと

それで日に日にエスカレートするいじり

教室に入る度言われる

横浜くんは特になんも言わない

そう私をいじってくる男の子は

学校の中で1番の金持ちで

先生たちも甘くなるほど権力を持ってた

そしてそのいじりがエスカレートして何ヶ月後

横浜くんにそう言われた

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そして放課後

嬉しくて舞い上がりそうだったのに

私は走ってその場から逃げた

それからしばらく学校には行けなかった

そう言って目をつけられたのが横浜

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ピンポーン

毎日ななが来てくれた

私は覚悟をしてななに全部話すことにした

その言葉で涙が出た

だって私の初恋はあんなにボロボロになってしまったから

忘れ去るためにも私は変わろうとした

そして今に至った

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何言ってんの

仕組まれた？

バレやすい嘘つかないでよ

涙が零れた

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廊下で先生が呟いた

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私は保健室を出る

顔を触ると涙でぐっしょりしてた

と思って近くの水道で顔を洗った

先生が私にハンカチを差し出す

わたしはハンカチを受け取る

なんでだろう、先生と話すとやっぱり落ち着く

私は我に返る

頑張ってその場を誤魔化す

言えるわけがない、

先生にドキドキした思い出なんて、

なんで自分が泣きたいのかわかんなかった

でも気づいたら涙が出てて

なんでなんだろう

過去がよみがえったから？

彼にまた騙されそうになったから？

先生のおかげでほっとしたから？

わからないけど涙が出てくる

ポンポン

先生が頭を撫でる

あれ先生照れてる？

もしかして褒められるの苦手なのかな

私は調子に乗って

あ、先生笑った

こうして私の体育祭は幕を閉じた