そしてななは学校に来なくなった
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ホームルームの後先生に声をかけられる
わたしはうつむく
ぽん
先生は学級日誌を私の頭にのっける
私は顔を上げる
え?急なことに驚くわたし
先生ははわたしが我に帰った時には去っていた
先生の言葉で私はななと話そうと思った
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帰り道ななのいえによると
誰か知らない人がしゃがんでいる
声をかけると顔を上げる
そして私は斗真さんと路地裏に行くことにした
斗真さんは本当にいい人だ。そう私は思う。
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路地裏でつるんでいたななをみつけた
ななは冷たい目線を向ける
そう言ってななは他の奴らと離れていく
バシッ。ななのほっぺを叩く
もう理性がついて行かなく思ってること全て吐き出す
バシッ
ななも私のほっぺを叩く
ななは崩れ落ちる
斗真さんはななの背中をさする
2人は抱きしめ合う
私は1人で帰る。
すると、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!