伏黒の急な質問に一瞬止まった五条。
五条にとってその、質問は余りにも想定内で、想定外な質問であった。
目隠しをしているその顔からは何を感じ取って、何を思っているのか分からないと感じた伏黒。
五条はその目で、大切な友人であり、親友である、夏油傑の事が脳裏にうっていた。
あの、楽しかった日々を。
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五条悟、夏油傑 、2人は最強の呪術師だ。
それは、この時誰もが思っていたことである。
だから、こんな雑魚も簡単に殺れる。
2人いれば、いつも最強の2人はある時、別れてしまう
五条にとってなんてないこんな日々が楽しかった。だがら、夏油の最後までの悩みを見つけ出す事が出来なかった。
夏油傑は呪詛師となった。
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五条は、大事な所は省きながら、いつものおチャラけた雰囲気で、語っていた。
誰も五条悟にとって 親友 の意味は分からないのであろう。きっと、夏油傑であったとしても、、
(Completion)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!