数年後

青「もーもーくーん！はーやーくー！」

桃「ちょ、これ動きにくいんだって！」

青「僕だってこれできれば着たくないんだよっ！」

桃「えぇ…かわいいからいいじゃん」

青「っ…///いいから早くっ！///」

桃「あ、照れた」

青「うっさい！バカ！」

桃「はいはいw」

僕達、今どこにいると思う？

勘のいい人なら分かるかな？

んふふっ、僕達は今、結婚式場にいるの！

あれから同性の結婚が認められて、桃くんからプロポーズされたんだ！

で、桃くんはタキシード、僕はウエディングドレスを着てるわけなんだけど…

ほんとはウエディングドレスなんか着なくてもいいんだよ!?

なのに、桃くんが、すっごいゴリ推してきて…

絶対着てって言って聞かなくて…w

もちろん、やだって言うんだけど、そしたら涙目の上目遣いでお願いされて…

押しに弱い僕は、しょうがなく引き受けてしまった。

で、今、お色直しの時間ってあるでしょ？

それで、なんかいろいろ直したところ！

桃「ほら、行こっか。俺のお姫様(ﾆｺｯ)」

青「っ…///うんっ！」

僕達は、目の前の大きな扉を開け、1歩踏み出した。

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桃side

桃「んんっ…」

疲れた…

でも、

桃「かわいいなぁ…青は…(ﾎﾞｿｯ)」

今は結婚式を終えて、青とタクシーに乗っているところ。

青は疲れて寝てしまった。

俺の肩に寄りかかっている。

俺はさっきからずっと青の髪を撫でている。

青「んぅっ…」

桃「あ、起きた？」

青「ももくん…(ぎゅっ)」

桃「眠い？」

青は眠いとデレデレモードに入る。

普段も十分すぎるほどかわいいけど、この時もまた違った可愛さがあっていい。

青「んんっ…ぎゅー…」

桃「ふふっ、寝たら？」

青「やぁだ…桃くん、ちゅーして」

桃「!?ちょ、ここ車…」

青「してくれないの？ﾑｽｯ」

桃「えっ…分かった、するから…」

青「…！早くー！」

桃「っ…ﾁﾗｯ」

運転手「ﾆｺｯ」

桃「っ…///…ﾁｭｯ」

青「ん……それだけ？」

桃「いや、あのさ？青。ここ、どこだか分かる？」

青「？………ﾊｯ」

桃「だから、その…///」

青「っ…！///言ってよ！バカ！///」

桃「言ったよ！w」

青「言ってない！」

運転手「…あの、お客様？」

桃「あ、はい…？」

運転手「着きました…」

桃「あっ！すいません！」

青「あっ…ありがとうございました…w」

桃「ご迷惑をおかけしました…w」

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家

桃「終わったぁぁぁぁ！」

青「疲れた…」

桃「…なー、青？」

青「ん？」

桃「絶対離さないからな。」

青「…ふふっ、離れませんー」

桃「www」

今日も平和だねっ☆((

❦ℯꫛᎴ❧