第4話

4 ラウール
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2021/02/26 16:05
増田くんは僕の腕を強く握っていて、抵抗したくても出来ない
ラウール
ラウール
あぁっ、、んっ、、も、、やめ、、んぅッッ、、
やばい…






意識が…







そんな時…






ガチャンッ






大きな音が聞こえた







その音は、北斗くんに繋がれていた鎖が引きちぎられた音だった
ラウール
ラウール
ほ、北斗くん!
松村北斗
松村北斗
ガァルルルルルッ!!
増田貴久
増田貴久
おっと…
北斗くんは増田くんから僕を引き剥がし、僕を抱きしめた
ラウール
ラウール
北斗くん、、
増田貴久
増田貴久
ふーん。ちゃんとコイツがラウールって言うのは分かってるんだ
松村北斗
松村北斗
ガァルルルルルッ
ギュッ






北斗くんは僕を増田くんから守るかのように僕を抱きしめた
ラウール
ラウール
ほ、、くと、、く、くるし、、い、よ、、
北斗くんの抱きしめる力が苦しくて息ができない
松村北斗
松村北斗
ガァルルルルルッ!!(ガプッ)
ラウール
ラウール
いっ!あぁっ、、ほ、、くと、く、んぅッッ、、あぅッんんッ、、
北斗くんはいきなり僕の首筋に噛み付いてきた
松村北斗
松村北斗
ジュルジュル、、チュー、、ジュルッ、、んんッ、、ゴクッゴクッ、、んっ、、ジュルジュル、、
ラウール
ラウール
ゔゔッッ、、あぁっ、、んはっ、、んんッ、、
北斗くんの血を吸うスピードが早すぎて意識を失いそうになる
松村北斗
松村北斗
ジュルジュル、、んっ、、ゴクッゴクッ、、はぁ、、んっ、、ジュルジュル、、
ラウール
ラウール
ほ、、くと、く、、んっ、、も、、あぅッッ、、あぁっ、、んぅッ、、
松村北斗
松村北斗
ゴクッゴクッ、、んっ、、ハッ!!ラ、ラウール!!ごめん!
ラウール
ラウール
ハァ、ハァ、、だいじょーぶ、、です、、よ、
増田貴久
増田貴久
ふ、そいつの血美味いだろ。止められなくなるよな
松村北斗
松村北斗
ま、増田くん…何でこんなこと
増田貴久
増田貴久
さぁ〜?あれ?大我もう、死にそうなんじゃない?
僕は、京本くんの方を見た






京本くんはさっきの手越くんより弱っていた
京本大我
京本大我
ハァ、ハァ、、
ラウール
ラウール
き、京本くん!
僕は京本のところに行った
京本大我
京本大我
ハァ、ハァ、、ら、、う、、
ラウール
ラウール
京本くん!僕の血飲んでください!
京本大我
京本大我
だ、、め、、だよ、、
何で…







なんで飲もうとしないの…







どうしたら飲んでくれるの…







あ、そうだ








僕は檻の外にあったナイフを持ち京本くんのところに再び戻った
松村北斗
松村北斗
何をする気?
田中樹
田中樹
まさか…
手越祐也
手越祐也
そんなことしたらダメだよ…
増田貴久
増田貴久
おお、面白い光景だな
京本大我
京本大我
ら、、う、、
ラウール
ラウール
お願い…僕の血を飲んでください…(シャッ)
僕は、自分の腕にナイフで線を入れ京本くんの口に腕を持っていった





ポタッ




ポタポタッ
京本大我
京本大我
ゔゔッッ、、だ、、め、、ら、、う、、ゔゔッッ、、うっ、、ガァルルルルルッ!!(ガプッ)
ラウール
ラウール
いっ、、
京本くんは僕の腕にかぶりついた
京本大我
京本大我
ジュルジュル、、ゴクッゴクッ、、んっ、、ジュルッ、、
ラウール
ラウール
んんッ、、はぁ、、な、、に、これ、、ハァ、ハァ、、
松村北斗
松村北斗
ラウールどうした!
ラウール
ラウール
ハァ、ハァ、、体が、、熱い、、ハァ、ハァ、、んんッ、、んぅッ//な、、んで、、
京本くんから血を吸われた途端、体中が熱くなった
増田貴久
増田貴久
なるほどね…面白くなってきた
京本大我
京本大我
ジュルジュル、、んっ、、ハァ、ハァ、、ごめん、、ごめんねラウ、、
ラウール
ラウール
だ、いじょー、、ぶ、、ハァ、ハァ、、
田中樹
田中樹
まさか…ラウールの体が熱くなったのって…
手越祐也
手越祐也
媚薬のせい…
ラウール
ラウール
び、、やく、、ハァ、ハァ、、
京本大我
京本大我
ごめん…俺から血を吸われた人は、体中が熱くなるんだ…それは、俺の発する毒、媚薬のせいなんだ…
ラウール
ラウール
そ、、うな、、んだ、、ハァ、ハァ、、
京本大我
京本大我
ごめん…ごめんな…
ラウール
ラウール
ハァ、ハァ、、だ、、いじょーぶ、だよ、、
松村北斗
松村北斗
ラウール、だいj…(ボコッ)ゔっ、、
ラウール
ラウール
ほ、、くと、く、
増田貴久
増田貴久
派手に暴れちゃって。もっと強い鎖が必要だな
そう言って北斗くんをまた少し太い鎖で繋ぎだした





北斗くんを鎖で繋いだら増田くんは僕の方に来た
増田貴久
増田貴久
さ、俺の相手もしてもらおうか
ラウール
ラウール
や、だ、、ハァ、ハァ、、
増田貴久
増田貴久
ふ、大丈夫。すぐに気持ちよくなれるさ
田中樹
田中樹
ラウールに触るな!
手越祐也
手越祐也
やめろ!増田さんその子に手を出すな!
京本大我
京本大我
ラウに触るな!
増田貴久
増田貴久
うるさい吸血鬼達だな〜
ボコッ、、ボコッ、、ボコッ





京本くん、樹くん、手越くんは増田くんに殴られ眠らされた




ヒョイッ





みんなを眠らせたあと増田くんは僕をお姫様抱っこした
ラウール
ラウール
や、だ、、ハァ、ハァ、、
増田貴久
増田貴久
大丈夫。すぐに楽になれるよ(チュッ)
ラウール
ラウール
んぅッッ、、あぁっ、、んんッ、、
僕は、増田くんからキスをされた





キスをされた後だんだんと意識が薄れていった






増田くんが不気味な笑いを僕に向けてきた






それを最後に僕は意識を失った








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