第11話

みんなと星送り④
346
2022/11/08 13:45
※2022.11.8文章おかしな点あったため修正しています!




あなた視点






〜学園裏の森〜





ー撮影前日ー







デュース・スペード
シュラウド先輩はまだ来ないみたいだが…





練習の時間が始まっても、まだイデア先輩の姿はなかった




デュース・スペード
あなた、シュラウド先輩は
本当に今日の練習に来ると言ってたのか?
あなた
うん!絶対来てくれるよ
トレイ・クローバー
随分自信があるみたいだな
あなた
だって、イデア先輩と昨日約束しましたから
グリム
でもアイツ、ちゃんと来るのか怪しいんだゾ
あなた
きっと少し遅れてるだけだって!
オルト・シュラウド
みんなー!




そんな話をしていると、オルトくんの声が聞こえてきた



あなた
オルトくんとイデア先輩!
デュース・スペード
来てくれたんですね!
グリム
お前ら遅いんだゾ!
オルト・シュラウド
ごめんなさい!明日に向けて、兄さんが
僕のメンテナンスをしてくれていたんだ
イデア・シュラウド
ご、ごめん…
トレイ・クローバー
明日に向けて準備だなんて、それだけ気合いが
入ってるならイデアも大丈夫そうだな
デュース・スペード
これで全員揃った訳だし、練習を始めよう
あなた
そうだね!














デュース・スペード
…うん、舞と太鼓の
タイミングもばっちりだな
トレイ・クローバー
これならほとんど問題なさそうだ
オルト・シュラウド
あとは明日に備えるだけだね!
イデア・シュラウド
うぅ…緊張してきた…
グリム
まったく、頼りねーヤツなんだゾ
あなた
こら、グリム!
あなた
イデア先輩ならきっと本番も大丈夫ですよ
イデア・シュラウド
そ、そうかな?
あなた
はい!それより、私とグリムの方が
失敗しないか心配だな…
グリム
なんだと!余計なお世話なんだゾ!
あなた
ごめんごめん
デュース・スペード
とにかく、明日は絶対成功させるぞ!
あなた
うん!










ー撮影当日ー





ディア・クロウリー
さぁ皆さん、しっかりと頼みましたよ
デュース・スペード
頑張ります!
あなた
それにしてもこの格好…
恥ずかしいんだけど…
デュース・スペード
それは僕も同感だ
デュース・スペード
でも、あなたはちゃんと似合ってるな
あなた
そうかなぁ
デュース・スペード
あぁ。その…可愛いと思う
あなた
えっ!?
あなた
デュースがそんなこと言うなんて…
デュース・スペード
い、今のは忘れてくれ!
トレイ・クローバー
けど、俺もすごく似合ってると思うぞ
オルト・シュラウド
うんうん!
あなたさん、とっても素敵だよ!
オルト・シュラウド
ね、兄さん?
イデア・シュラウド
へっ!?…あ、えっと…可愛い…と思うよ
あなた
なんだか、そんなに褒められると
照れちゃいますね
グリム
ふん、オレ様の方が似合ってるけど…
あなたはその次くらいに似合ってるんだゾ
あなた
ふふ、ありがとうグリム
あなた
…あ、そろそろ本番始まる時間だ
デュース・スペード
よし、みんな自分の持ち場にスタンバイしよう
あなた
はーい!
オルト・シュラウド
了解!ほら、兄さんも!
イデア・シュラウド
わ、分かったから…!
トレイ・クローバー
あまり気負い過ぎるなよ、デュース
デュース・スペード
分かってます、任せてください!












そして、ついに本番が始まった



記者1
うん、やはり素晴らしい!
撮影を申し込んだ甲斐があったな
記者2
それにしてもあの女の子…前回は
いなかったはずですが、華やかで素敵です
あなた
(なんか褒められてるみたい…!)
記者1
そうだな。それに、他の全員も皆
顔が整っていて絵になる
記者2
特にあの青いロングヘアの
太鼓を叩いてる子は目立ちますね
イデア・シュラウド
(ひっ…何で僕なの!?他にもいるでしょ!?)
グリム
(オレ様だけ褒められてないんだゾ!?)















撮影は問題なく、無事に(?)終わり、記者達も帰っていった






ディア・クロウリー
いやぁ皆さん!素晴らしい!
ディア・クロウリー
本当にお疲れ様でした
トレイ・クローバー
何とか終えられたな
デュース・スペード
あぁ、成功して良かった…!
あなた
デュース、1番頑張ってたもんね
デュース・スペード
あなたが今まで練習を
頑張ってきたおかげでもあるぞ
デュース・スペード
ありがとうな
あなた
こちらこそありがとね
グリム
おい!オレ様だって頑張ったんだゾ!
デュース・スペード
そうだな、グリムもありがとう
トレイ・クローバー
お疲れさん。えらいぞ、あなたもグリムも
あなた
えへへ…トレイ先輩もお疲れ様です!
グリム
オレ様にツナ缶よこすんだゾ!
トレイ・クローバー
お、覚えてたか…はは
あなた
イデア先輩、何かすごく疲れた顔
してますけど大丈夫ですか?
イデア・シュラウド
あんまり大丈夫じゃない…
オルト・シュラウド
兄さん、記者の人に目を付けられたみたいで
カメラを向けられていた時間が長かったから…
トレイ・クローバー
それは災難だったな
イデア・シュラウド
本当だよ…
あなた
でもイデア先輩の太鼓、ばっちりでしたよ!
イデア・シュラウド
なんか、あなた氏に褒められると元気出るかも…
ディア・クロウリー
あ、そういえばシュラウドくん
イデア・シュラウド
…何ですか?
ディア・クロウリー
先ほど記者の方から連絡があって、個別で
シュラウド君を取材したいとのことでした
イデア・シュラウド
えっ!?!?
イデア・シュラウド
嫌だ!断固拒否する!!
あなた
イデア先輩!?
ディア・クロウリー
あっ…ちょっと!どこ行くんですか!?






その後イデア先輩は自分の部屋に籠ってしまって、
しばらく出てきてくれませんでした
















……










作者
おしまいです!
作者
ちょっと長くなってしまいました😂そして
オチが微妙な感じになってしまいましたが
どうだったでしょうか…😂
作者
それでは、ここまで読んでくださり
ありがとうございました!

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