第4話

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2021/12/28 09:00
たつや
はぁ...
たつや
何してんだろう...俺...
実際、学校で会うんだし、
気まずくて仕方ないのがオチだ。
たつや
学校...行きたくない...
そんな願いも叶わなず、
俺はいつものように学校へ足を運ぶ。
たつや
ッ...
目の前を歩く人に反応した。
すごく見慣れた体格と身長
すぐに太我だとわかった。
話しかけるつもりもなく
通り過ぎた。
たつや
っ...
通り過ぎてすぐ
太我の匂いがした。
同じシャンプーつけてるのに
全然匂い違うんだよね。
あの匂い、俺も好きだったよ。
たつや
ごめんなさい...
そう呟いて校舎に入った。

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