第37話

浮気から何年後かの再会(リクエスト)
7,100
2020/10/07 08:18
浮気された後、再会してしまった。











ナムジュン


「あ…。」『久しぶりだね、』2人の薬指にはもう、光る輪がはめられている。「結婚したんだね、ナムジュンも。」『うん、2年ぐらい前に』「そっか」なんで今頃、なんて2人は思ってる。彼女はプロポーズされるまで、ナムジュンはプロポーズするまで、お互いがどこからか止めに来てくれるのを待ってたけど…結局、止めに来てくれるなんてなかった。「少し飲まない?」『…飲もうか』ただ思い出に浸るだけと思いながら、2人で酒に浸り、ベットで重なる。「ナムジュン…」ナムジュンの指にはめられた指輪を外す彼女。「この間だけは…忘れさせてっ、」1粒涙が零れて、ナムジュンがキスをした。『今は、俺たちだけだ…』そう言ってキスしながら彼女の指輪を外したナムジュン。「いつか一緒になりたいね」『そうだね』不倫だけど、ずっとずっとこの付き合ってる関係が続く。












ジン


1度距離を置いたジンカップル。昔約束した場所でまた再会する。『久しぶり笑2年ぶりだね』「そうだね」『歩きながら話そう、話したいこと沢山あるんだ』歩きながら話して、ジンの家に上がる。「こんなの好きだったっけ?」『んー?○○好きそうだなって思ったら買っちゃってた』「何してんのよ、…まぁ好きだけど」かっこよくなったジンにドキドキしてる彼女ちゃん。『○○、』「ん?なに?」『あの時は、ほんとにごめん。傷つけたし信用とかも失ったと思う。けど、俺は○○が好き。もう一度チャンスをください』「…いっぱい傷ついたけど、きっとジンだけが悪いんじゃない。」「私ももっと綺麗になるから。今度は信じてるから、」じっと、ジンを見つめるとジンは迷いもせず、目を泳がせもせず、ただ真っ直ぐに『幸せにします』と言った。「(あぁ、やっぱりこの人だ…)」と安心してなく彼女を優しく抱きしめるのがジン。
























ユンギ



『会いたい』そう何度もメッセージを送ってくるユンギにとうとう折れた彼女。会いたくない、あの時の感情が戻ってきて、嫌だった。「…ユンギ」『おう、久しぶり』こっちを見て優しく微笑むから胸が苦しくなる。『ありがとな、俺のワガママ聞いてくれて』「何回断っても聞かないんだもん、来るしかないじゃん」『相変わらず優しいな笑』気づけば、隣を歩いていた彼女。いいのかな、これなんて思っていたら手を繋いだユンギ。「ちょ、ダメだって…!!なにして…!」『あの時本当に悪かった。嫌な思いさせて、傷つけてごめん。』握られた手が少し痛い。『謝りたかった』「もういいの、終わったことは…」『終わらせたくねぇから…!』『会って謝りたかった。』「…ここじゃ嫌。別のとこにしよ。」『分かった』場所を変える時も手を掴んで離さないユンギ。そして『好きだ、○丸の隣にいたい。これからずっと。』「もう、あんなの許さないからね。」『おう』ボロボロ涙が溢れ出す彼女の涙を指で拭うユンギ。『○○、綺麗だ』って笑うから恋に落ちちゃうじゃん。











ホソク



こっちは別れてはない。けど、いつまでも2人には壁があるように感じる。『結婚してください。ずっとそばにいてください。』跪いて指輪を見せたホソクに嬉しそうな顔をしたけど、その笑顔がだんだん薄れていく。「…すこし、考えさせてください…」と、悲しそうに俯く彼女。『あ…うん、』「ほんとにごめんなさい…少しだから」ホソクは迷っている理由が分かってる。自分のせいだと。『あの時はごめん。でも今は違う。幸せにする、誰よりも。』「…ありがとう…でも、少し考えたい」ってまた寂しそうな顔をする。その言葉に戸惑って焦るホソク。「このまま、身を預けていいのかなって思っちゃったの」『…俺は、○○が好きだ。だから○○が幸せになれる方をとる。』『けど、俺は○○を愛してるから、幸せにしたいって思う。』『好きな方を選びな。』「っ、愛してるっ…?私のこと」『愛してるよ誰よりも。』「もう浮気しない…?」『しないよ、ずっと○○だけを見る』「っ、ホソクがいいっ…ホソクじゃなきゃやだっ…」号泣して抱きしめてくる彼女を優しく包み込むホソク。『結婚してくれる?』「うんっ、…」『やったぁぁぁぁぁ』本当の恋人、夫婦になれた瞬間だった。













ジミン



『会いたい』って急に電話してくるからびっくり。「な、何、どうしたの?」『…会いたい』しか言わないから、心配になって家に来ると急に抱きしめられてベットに投げられる。「わぁっ、なんなのっ…よ…」ズイっ、と顔を近づけてジーッと目を見つめられる。『男できた?』「…は…?」『彼氏出来たわけ?』「別に居ないけど、」『じゃあなにあのストーリー』不機嫌な顔で見せてきたのは男友達と飲んでるストーリーで「これがなんなのよ」『見せつけてんの?』「は?」『こんなのと付き合うぐらいなら俺にしてよ』「悪酔いし過ぎ。もう決めたでしょこういうのは」『好きっ…』って押し倒した彼女をギューッと強く抱きしめる。「ちょ、ジミン…」『俺じゃダメ?』「…あの時約束したでしょ、もう…」『だったらこういうこと何回だってするからっ。』「それはダメ、」『じゃあ付き合って』『○○だってまだ俺のこと好きでしょ?』って泣きそうな顔で見つめてくるから心臓がギューってなる。『やっぱり○○がいなきゃダメなんだっ…お願い、僕を○○のものにしてよ…』って別れたくせにとことん依存してくるからずるい。















テヒョン



こちらも別れてはない。だけど、溝が深まっている様子。「今日は帰らない」『また?なんで?』「友達の家に泊まる」なんて会話ばっかでテヒョンが爆発してしまう。ある日彼女が帰ってくる、同じ部屋にとじこもるテヒョン。『脱いで』「は?」『ほんとに友達の家?男じゃないわけ?』「そう言ってるじゃん」『…なんでそんな反抗的なわけ?』「別にそんなんじゃない」って変な態度をとる彼女にイライラして無理やり服を脱がすと自分が思ってた、キスマークとかそういうのは一切なくて、唖然。「満足?早くどいてよ」『…なんでそんなに冷たくするのさ、俺が寂しがり屋だって1番分かってるだろっ、』「…浮気がバレたからって次は浮気相手じゃなくてこっちに構えって?都合よすぎじゃない?」『ちが、俺が好きなのは○○だけ…、!』「何言ってるの?今更」って言った彼女の声が震えてる。『頼むっ、嫌だ…○○、他の人のものにならないで』「…こういう時だけ名前呼ぶんだね、テヒョナ」皮肉っぽく返事をした彼女の口を前みたいに塞ぐテヒョン。「こんなんで、私達幸せになれるわけ…?」ポロポロ涙を流す彼女を優しく抱く。
















ジョングク



「今日ご飯どうしよ…」ってスーパーに向かって歩いてると後ろから『ねぇ』って声がして振り向くと全身真っ黒でマスクやらサングラスやらかけた人で「え、なんですか」『分からないの?』って聞きなれた声がするから嘘でしょ、と思ってもやっぱりジョングク氏だった。『久しぶりヌナ』「え、あ…久しぶり…」なんか目が笑ってないし、握られた手は一向に離さない。『なんで電話も無視するの?』「…もうかけて来ないでっていったでしょ」『俺は納得いってなかったけど』「グクの返事、待つ必要あった…?浮気したのはそっちでしょ、!!」って声荒らげてしまって「ごめっ『ごめんヌナ』「え」『ごめん、ヌナを傷つけた、けどまだヌナを好きでいるんだ。ごめん。』「…なんでそんな顔するのよ」『いや…これでほんとに最後になるかもって思ったらめっちゃ嫌でさ』なんでこんな時にそんなに素直になるのよ、ずるい。『もうほんとに恋人にはなれない?』「…」揺れた心が徐々に激しく揺さぶられて、落ちそうになる。グクの手で掬われそう。「まだ…少しくらいはあるかも、ね…」『ほんとに!?』って嬉しそうな顔をした彼にまた心を持ってかれてしまった。





















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