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2021/09/21

第43話

No,42 深夜の来訪
ピーンポーン
莉猫
……え?
深夜、チャイムが鳴った。
莉猫
(え、今鳴った…よな)
りけん
……?
 バサッと横から聞こえ、まだ暗闇に目が慣れていなくて見えないが、りけんが起き上がったようだ。
莉猫
あ、りけん、今チャイム鳴っ……
りけん
は?まだ暗いじゃん。
りけん
おやすみ。
莉猫
え、ちょ待て待て!
やっと暗闇に慣れた目でりけんの布団まで行き、体を揺する。
りけん
は?ウザイ、うるさい。
莉猫
えー。
莉猫
チャイムなったし出ないと…
りいこ
💤
莉猫
りいこちゃん、起きて。チャイム鳴ったけど出た方がいい?
りけん
出ない方がいいって。また変な宗教とかだったらどうすんの?
莉猫
うわっ!?
突然後ろから声が掛かり驚き、声が出た。
りけん
うわ、うるさ。
莉猫
え、お前寝たんじゃ
りけん
僕うるさいと寝られないんだけど?
りけん
てか、また同じこと繰り返す気?
 そう、なぜ俺がこんなに深夜のチャイムがなったことに戸惑っているかというと、数日前、同じようにチャイムが鳴り、出たら変なおばさんに怪しい宗教の勧誘を小一時間ほど聞かされたからだった。
りいこ
……なぁに?うわぁ、真っ暗だねぇ。暗いのにもしかして朝なの?
莉猫
えー、でも…
りけん
でもじゃないんだよ。僕は警告してやってんだから従ったらどう?
莉猫
でも困ってるかもしんないよ?
りけん
じゃあどういう系?怪物に襲われて困ってますーとか?バカみたいなこと言わないで寝てよ。
莉猫
でもやっぱ出るよ。
りけん
やめろっつってんじゃん!
りいこ
ケンカしてるとこ悪いんだけど、
りいこ
インターホンで誰が来たかだけ確認しない?
りけん
……
莉猫
……
りねこ&りけん
「「その手があったか。」」
ものを踏まないようにインターホンを確認する。そして俺は首を傾げた。
莉猫
あれ?誰もいない。
りけん
ほらぁ、りねこにぃのせいで僕の睡眠時間3分26秒削られたんだけど。
莉猫
細かいな。
りいこ
いたずら?
莉猫
それか帰った?
りけん
どうでもいいし、僕喉乾いたから電気つけるよ。
カチッと電気が着くと、眩しくて目をつむる。
りいこ
私もお水ちょうだい。
りけん
はーい。
莉猫
俺お茶。
りけん
お茶切れてるし、水道水でいい?
莉猫
なぜ俺だけ水道水…
3人でぞろぞろとキッチンに向かう。
俺たちが住んでいる場所は、玄関のドアを開けたら、右にキッチン、左に風呂なんかがある。だから何となく、ドアについてる外が見れるあなを覗いた。
莉猫
…え?
俺は勢いよくドアを開けた。
りけん
は?!何してんのりねこに…ぃ?
ドアを開けると、寒い風が吹き込んで来る。そんな中、人が座り込んでいた。見慣れた髪色だ。
莉猫
なにしてんの…
莉猫
秋霖さん。
秋霖さんはこちらを向くと驚いたようだったが、直ぐに立ちあがり、困り顔で笑った。
秋霖
少し色々ありまして…今夜泊めてくれませんか?
莉猫
俺は秋霖さんの腕を掴むと中に入れドアを閉めた。
秋霖
莉猫
りけん、風呂沸かして。
りけん
…はーい。
莉猫
りいこちゃん、ストーブのとこ連れてってあげて。
りいこ
分かった。しゅうりんちゃん、こっち。
秋霖
え?あのえっと…
 俺はキッチンに行き、昨日の残りのスープを温めながら、もっと早くでとけばよかったと後悔していた。









秋霖
えっと…もう寒くないよ?
秋霖
(それどころかむしろ暑いまである…)
私は今、ストーブの前で、分厚い上着を来て、布団をかぶり、マフラーを巻き、手袋をし、耳あてを付けてもらっている。
莉猫
ほんとに?
秋霖
うん。ありがとう。
りけん
で、君は何で、泊まりに来たの?
秋霖
ちょっと色々ありすぎてうまく説明できる気がしないんだけど…
りいこ
…いいよ、ゆっくりで
私は、ぽつりぽつりと話し始めた。実の母親に誘拐されて監禁されかけたこと、それを知らない男の子に助けられたこと、その子はみんなのことも知っていたこと。
りいこ
…そっか。私たちが寝てた間にそんなことがあったんだね。
秋霖
次の瞬間、私はりいこちゃんに抱きしめられていた。
りいこ
……怖かったね。
怖い?怖い…?
私の視界はもうゆがみ、涙がこぼれおちていた。
秋霖
(そっか、私怖かったんだ。)
その後、私は泣きじゃくった。ありがとう、ありがとうと泣きながら何度も言った。涙がかれるほど泣いた。その間、ずっとりいこちゃんは、背中を撫でてくれていた。






秋霖
あはは、ごめんね。みっともないとこ見せちゃった。
りいこ
いや、これが普通なんだよ。いつも抱え込むからこれくらいの頼り方でちょうどいいんだよ。
秋霖
…ありがとう。
莉猫
それにしても、その男の子って誰なんだろ?
りけん
この学校にいるなら、関係者だろうけど
りいこ
見た目の特徴とかは?
秋霖
えーと、身長は私と同じくらいで、太ってはなかった。あと茶髪。
りいこ
顔に見覚えはないんだよね?
秋霖
うん。
莉猫
茶髪とか、めっちゃいるよね。
りいこ
ここ、地毛で派手髪多いからね。
りけん
代表が生徒会、ってヤバくない?
秋霖
あ、そう言えば、一応誰か聞いたんだけど
秋霖
「敵のふりをしている味方」だって
りねこ&りけん
「「は?」」
りいこ
謎かけ?
莉猫
敵のふり?生徒会とか?
りいこ
ただのイキリかも。
りねこ&りいこ
「「うーん」」
りけん
イキりでしょ。
りけん
…あ。
秋霖
どうしたの?
りけん
あ、いや、ちょっとコンビニ行ってくる。
りいこ
え?いま、3時だよ?
りけん
今日の授業で、ないとダメなものあったの忘れてて〜
りけん
ちょっと行ってくる〜!
秋霖
……どうしたんだろう?
〈 外にて 〉
寝る前はマスクつける習慣があってよかった。ニヤけるから、無理な嘘ついて出てきたけど…
りけん
…その男分かったかも。
作者
作者
申し訳ありません……作者でございます。
作者
作者
いつもアイコンに使わせていただいていたピツメーカーというアプリの調子が悪くなり、今回アイコンがないです……
作者
作者
すみません……