ご飯も食べ終わり、桐絵たちとの約束を済まし一段落してから新入りを誘い三つ子と共に屋上に上がる
んー!
大きく深呼吸する
改めて何か話すこともないけどせっかくのお近づきに何か話し合おうかと思って
緊張しますよねこんな怖そうな二人に囲まれて
僕が怖そうなら、柚架も同じだからな
三つ子なんだから
それはいけませんね
皆さん仲良さそうですね
喧嘩という喧嘩はしたことがないかな
いいですね
それよりこの前三輪隊と闘ったんだって
どうだったあの人達の実力
素直にすごかったよ
黒トリガーを使ってもギリギリで勝てたって感じかな
ですよね
三輪隊もコンビネーションがいいから空きがなかなか見つけられなくて手をやいているんです
叔父さんが絶賛してたからな
叔父さん?
忍田本部長いますよね
実はあの方は母の弟で私たちの叔父さんなのです
そうだったんですか!
あの優しい人か
ボーダーに入るきっかけは昔叔父さんにボーダー隊員を見せてもらって子供ながら純粋にかっこいいなって思ったからなんだ
そおやってかっこいいと思って入って強いなんてすごいですね
俺なんかまだまだだ
お前のトリオンも怪物並らしいじゃないか
私なんか…自分の力をまだ操るので精一杯て
そこからもお互いのことを話し合っていると下から聞き慣れた声がしてくる
おーい!迎えに来たぞ!
顔を出すと、下には二男の小鞠が三つ子を迎えに来ていた
こーちゃん!
こーちゃん!迎えに来てくれたのですか??
迅さんからもぉ遅いから迎えに来てやれって連絡もらったんだよ
兄貴仕事終わったのか?
あぁ。迎えに行ってやれって叔父さんにも言われたからな
三つ子は下には降りて兄のもとに駆け寄る
たくっ…行くなら行くって言ってからいけよ。だったら、もっと早く迎えに来れたのに
茜架と柚架は甘えるように小鞠の袖を引っ張る
こーちゃんのお仕事の邪魔かなって思ったから
嬉しいです!早く帰ってお話ししましょう
兄貴ご飯食べてないだろ
作ってやるよ!
みんな嬉しそうに喜ぶ
迅が出てきて三つ子の荷物を持ってくる
暗いから気おつけて帰れよ!
小鞠またな
いつも三つ子がすいません
頭を下げて向きを変え家の方向に歩く
上にまだいる三雲たちに三つ子は手を振りまた明日と言って軽い足乗りで帰る
あんな甘えるようなことあの人たちもするんだ
しっかりしてそうだからもっと大人なんだと思ってた
こおいう仕事しているから甘えたいんじゃないかな。俺にはそおいうのはわからないけど
空閑のどこか羨ましそうに三つ子の帰る姿を見ているように見える三雲だった
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