第34話

過去ランク戦
208
2021/01/17 16:04
今より人数がまだそれほど多くない頃数隊でランク戦を行っていた
この頃から紫隊は目立った存在で相手から狙われることが多かった
紫茜架 ユカリセリカ
【6人も来ちゃった】
茜架は6人の隊員に囲まれ狙われている


無線で報告する
紫美架 ユカリミカ
【援護しに行こうか?】
各々で相手をしているため離れた場所にいる
紫美架 ユカリミカ
【いいよ。美架はそっちに集中して】
紫柚架 ユカリユズカ
【撃ち落とせますけど?】
紫茜架 ユカリセリカ
【柚架は場所ばれたら本来の狙いができないんだからそのまま待機】
紫隊は有名だったがそれ以上に有名で技術があるスナイパー 東春秋を紫隊は今回のランク戦で撃ち落とそうとしている
降谷菊花 フルヤキッカ
【この人数相手に弱気?】
紫茜架 ユカリセリカ
【菊花さん誰に言ってるのさ。こんなのヨユー】
茜架は敵に突っ込んでいく
一方スコープから茜架を見て高みの見物をする
東 春秋 アズマハルアキ
さてと、狙うとしたらどのタイミングか…
出水の手を切り落とす
紫茜架 ユカリセリカ
女の子だからちょっとは手加減してほしいかな
出水公平
よく言うぜ
手加減されるのが一番嫌いだろうが
加古望 カコノゾミ
茜架ちゃん悪いけど勝ちは譲らないわよ
紫茜架 ユカリセリカ
勝利も何も勝ちは見えてますから
闘いを繰り広げる
シューター連中の攻撃から逃れるためグラスホッパーを踏み高く跳ぶ
その時、600m先の高層ビルの方で光が反射した

こちらに向かって襲撃が放たれたのがわかった
東 春秋 アズマハルアキ
命中
撃ったのは言うまでもなく東

空中で避けることもなく、シールドを張ることしかできない茜架

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