第32話

お好み焼き
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2020/02/10 07:11
勢い良く扉を開く
紫茜架 ユカリセリカ
ちわー!カゲさん居ますかー??
影浦雅人
るせーわ!!営業妨害すんな!!
席に座っていたので近づくと
紫茜架 ユカリセリカ
あらまぁなんとも寂しい集いで
空閑遊真
セリカ先輩今日ガッコウじゃなかった?
空閑たちが集まっていた
紫茜架 ユカリセリカ
今帰りで、バッタリ辻ちゃんと出会ったから連れてきた!
北添尋
セリちゃんお疲れ様~
紫茜架 ユカリセリカ
ゾエさん!イエーイ!
両手でハイタッチ
荒船哲次 アラフネテツジ
騒がしいな
村上鋼 ムラカミコウ
別に悪くないと思う
影浦雅人
誰もテメーら呼んでねぇぞ
泣きつき作戦
紫茜架 ユカリセリカ
カゲさん僕にもお腹空いた~
お願い!追試終ってホッとして死にかけ
影浦雅人
…クソそこ座れ!
紫茜架 ユカリセリカ
ありがとう!
ちゃっかり席につく
犬飼澄晴 イヌカイスミハル
辻ちゃんはこっちおいでー
辻新之助 ツジシンノスケ
はい
紫茜架 ユカリセリカ
犬飼さんが居るのは珍しいね
犬飼澄晴 イヌカイスミハル
前通ったらいい匂いがしたからね
空閑遊真
そおいえば、さっき行った寂しい集いとは?
紫茜架 ユカリセリカ
そのまんまだよ
寂しい男ばっかりで花がない
影浦雅人
おう
腹好かせたまま出ていきたいか?
紫茜架 ユカリセリカ
アーコレオイシソウ
荒船哲次 アラフネテツジ
なんでカタコトなんだよ
村上鋼 ムラカミコウ
村上が何かを気にしている様子
紫茜架 ユカリセリカ
鋼さんうしたの?
村上鋼 ムラカミコウ
あいつら遅いなって思って…
紫茜架 ユカリセリカ
あいつら?
ガラガラ

扉が開く音が聞こえる
影浦雅人
おめーらおせーぞ!
当真勇 トウマイサミ
タイミングバッチリじゃねえが
紫小鞠ユカリコマリ
腹減った
早く焼けよ
小鞠と当真がやってきた
影浦雅人
 自分で焼けコラァ!
紫茜架 ユカリセリカ
こーちゃん!
紫小鞠ユカリコマリ
おー茜架も来てたのか!
頭をワシワシとされる
当真勇 トウマイサミ
んじゃ、オレは茜架の隣に…
押しのけて小鞠が座る
紫小鞠ユカリコマリ
お前はあっちだ
北添尋
でたねコマのシスコン
犬飼澄晴 イヌカイスミハル
はーい兄妹のラブラブ見ても仕方ないからさっさと食べよー
人数が多いため次々焼いていく
荒船哲次 アラフネテツジ
ほら、焼けたやつ食っていいぞ
紫茜架 ユカリセリカ
僕一番に食べていいの?
村上鋼 ムラカミコウ
いいぞ
いっぱい食べろ
紫茜架 ユカリセリカ
それでは遠慮なく!
いただきまーす!
辻新之助 ツジシンノスケ
セリちゃん美味しそうに食べるね
紫茜架 ユカリセリカ
実際美味しいからね!
あっ、カゲさんのお母さん白米一人前お願いしまーす!
村上鋼 ムラカミコウ
あっ、俺も
カゲ母「はいはーい!二人前ね!」
紫小鞠ユカリコマリ
粉ものでも白米は欠かせないのかよ…
影浦雅人
しれっと、村上も頼んでんじゃねえ!
カゲ母「いいじゃないの!タントお食べよ!みんな成長期なんだからね!」
白米を運んできてくれる
紫茜架 ユカリセリカ
ありがとございます!
村上鋼 ムラカミコウ
ありがとございます
カゲ母「あっ、茜架ちゃん可愛いから大盛りにしといたよ!」
紫茜架 ユカリセリカ
うわぁー!嬉しいです!おばさんも美人な方ですよ!
カゲ母「嬉しいこと言ってくれね!もっとサービスしたくなっちゃうじゃないの~!」
影浦雅人
さっさと仕事に戻れよババァー!
その時携帯電話が鳴り響く
その内容は、この近くでネイバーが出現したことだった

位置情報で現場に近い隊員に連絡が来たようだ
荒船哲次 アラフネテツジ
んじゃ、行きますか
みんな一斉に立ち上がる
紫茜架 ユカリセリカ
まぁまぁ、この場はA級隊員である僕に任せて!
当真勇 トウマイサミ
A級って言うのだったら俺も行くぜ!
紫茜架 ユカリセリカ
何かあったらの助太刀でいいよ
食べた分を消化する運動がてたらだからさあっ
紫茜架 ユカリセリカ
まぁ~一応辻ちゃんだけ借りていくよ
腕を引っ張る
紫茜架 ユカリセリカ
後は、高3組で楽しんでおいて!
紫茜架 ユカリセリカ
おばさんごちそうさまでした!また寄らしていただきます!
辻新之助 ツジシンノスケ
ご、ごちそうさまでした
カゲ「お仕事頑張ってきてね!」
トリガーを取り出し走り去って行った
当真勇 トウマイサミ
へぇ~お前の妹も強くなったな
紫小鞠ユカリコマリ
心配になるくらいボーダーの仕事に打ち込んで俺も負けてられないと思わされる
荒船哲次 アラフネテツジ
お前的には一般人として育ってほしかったんじゃないのか
紫小鞠ユカリコマリ
まぁそうだけど、あいつらが幸せならこれでいいかなって思ってみたりもして
村上鋼 ムラカミコウ
トリガーを起動させていれば死ぬことはないからな
北添尋
何かあったら俺らが守ってあげるよ
紫小鞠ユカリコマリ
ありがと
影浦雅人
ケッ
あいらなりに頑張ってるようだしな
その頃、茜架たちは
紫茜架 ユカリセリカ
辻ちゃん!よろしくね!
辻新之助 ツジシンノスケ
茜架ちゃんと組むなんてなかなかないからな楽しみだよ
これをしているのが一番生き生きしているようだ

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