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第3話

出会い
10
2018/06/09 12:58
その昼休みゆるりは委員会があるからと言って仕事へ行った。
あたしは1人で昼ごはんを食べていた。
カノン
カノン
あ~ぁゆるりまだかなー
ガサガサ…ガザ!
カノン
カノン
(え…!何何かいるの?!)
ピョン!
カノン
カノン
(え!うさぎ?!)
ダイ
ダイ
こら!待て!
ドサッ!
カノン
カノン
いたた〜
ダイ
ダイ
いってー
カノン
カノン
何すんのよ!
ダイ
ダイ
うさぎが逃げたんだよ!お前こそそこで食べてんじゃねーよ!
カノン
カノン
(ムキー!何こいつムカつく!)
ダイ
ダイ
お前1人なのか?俺も1人だぜ。けど、うさぎがいるからな!
カノン
カノン
でも、逃げられてるじゃん
ダイ
ダイ
それもそうだな。
カノン
カノン
ぷぷぷぷっ!
ダイ
ダイ
なんだ?そんなに面白かったか?
カノン
カノン
うん!面白い!あんたの頭がっぷぷぷぷっ!
ダイ
ダイ
おい!今そこ笑ったのか?!コノヤロウ!
カノン
カノン
うわー「コノヤロウ」とか古っる!
ダイ
ダイ
お前笑うと可愛いな!笑っている方がいいよ!
カノン
カノン
(ドキッ)
カノン
カノン
(な、なにこれ!胸がドキドキしてる!!)
私は、顔が赤くなり恥ずかしくて、その場からはなれてしまった。
それをかげから見ていた者がいた。

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