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第1話

プロローグ
月明かりに照らされている真夜中、

大きな神社の屋根の上に2つの影があった。





1人は、立って月側を向き

もう1人は、その横で月に背を向け座っていた。




どちらも、一際目立つ白い隊服に身を包んでいた。







「今夜も月が綺麗ですね。今宵は、鬼の時間。どんな鬼に出会えるのか楽しみですね。
そうでしょ?村正」




月を眺めながら、片目を包帯で隠された少女は抜刀し、怪しげにひかる刀に語りかける。



この少女の名は、カナドメ日向ヒナタ





座っていた少年が真っ赤な瞳をギラつかせ、立ち上がりながら言った。





「さてと、鬼を殺そうか」
曇りきった光の無い真っ赤な瞳で微笑んだ。




この少年の名は、サザナミ あなたである。






すると少女は、膝を付かせ微笑みながら、愛おしそうに少年を見つめた。





「楽しみですねあなた様」






少年は、少女の返答を聞き楽しそうに笑う。




少年は、抜刀し
「じゃ、行こっか」




刹那、2人の影は消えた。











少年は、何を思い《鬼》を討つのか。











少女は、なぜ少年について行くのか。












怪しげな技で鬼を惑わし、混乱する鬼を見て不敵な笑みを、浮かべる少女は語る。






「村正、鬼共の血肉を食らい尽くせ!」












少年は、楽しそうに鬼が死なない程度に痛めつけていた。











真夜中に鬼の断末魔が響き渡るのであった。











鬼は、自分の《死》を強く感じ、苦しみながら逝くのであった。












彼らは、一体何者なのか。












今宵











2人の哀れな剣士の物語。














そして、













少年少女の運命が動き出す。














どんな運命が彼らを待っているのか













それは、誰も知らない。