第4話

#2
59
2018/09/02 10:14
湖春
湖春
ごめんね、彩葉
湖春
湖春
巻き込んじゃって、
彩葉
彩葉
うん、いーよ。全然
リビングは血の匂いが充満して、


とても居られなかった。



今ここは、




胡春のベットの上
リビングのソファがここから直視も出来て、
人がぐったりしているのが見える。
胡春の黒色のソファカバーに勝る



血の色が目立つ
彩葉
彩葉
ど、どうすんの?
湖春
湖春
あ、うん、
彩葉
彩葉
あと、あそこに倒れている人って、誰?まずそこから教えて欲しい。
湖春
湖春
あ、れは、ね。私の元彼
彩葉
彩葉
あの、人か、
胡春の元彼はストーカー気質で



付き合ってからというもの、



私と会うのにも嫉妬した彼は



胡春に暴力を振るったらしい。




胡春は大事にはしたくないと




ただ彼に別れを告げたという。
湖春
湖春
あれから、私はバイト先の人と付き合ったの。
湖春
湖春
そしたらそのバイト先に元カレが来て、今の彼氏にはあんまり言いたくなかった。だから、私の家に連れてきたの。そしたら私が今付き合ってるのがバレたのか、お前の彼氏を地獄に落とすみたいの事言って
湖春
湖春
私を殴ろうとしてきた。
だから、そこにあったナイフで彼をさした。死ぬことがわかって刺したんだから自分の責任。でも、どうすればいいかわからなくて、
湖春
湖春
彩葉に、頼んだの
彩葉
彩葉
そっか。
湖春
湖春
でも、ここで協力したら彩葉は共犯になる。
湖春
湖春
ここで通報するもしないも彩葉次第なんだけど。
彩葉
彩葉
ここに来たってだけで答えはもう出てる
彩葉
彩葉
協力、するよ
湖春
湖春
ほ、ほんと?
彩葉
彩葉
うん、!
この時の私はただ胡春のことを守りたかった。



だがこんなことになるとは、


誰が予想しただろうか。

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