第4話

第一章 続き2
7
2026/08/05 02:19 更新
朝ぼくはどうくつの中にさしこむたいようの光にあたった。
ルル
ルル
ふわあ…
ぼくは小さなあくびをして起きた。昨日はゆめのような一日だったけど、やっぱりこれは現実なんだとぼくは思った。隣にハオリさんがいる。

今までお父さんのきげん取りをして、毎日毎日暴力を受けているだけでそれ以上のことは何もしなかった。でもこれはきっとチャンスでもある。ぼくはがんばって兄と姉に会うと輝く太陽にちかった。
ハオリ
ハオリ
おはよう、ルル
ハオリさんの声がどうくつ内にひびき渡った。
ルル
ルル
おはようございます
ハオリ
ハオリ
もう起きているんだね。昨日はぐっすり眠れたかい?
ルル
ルル
はい、おかげさまで! でも少しきんちょうしてるかもしれません…
ぼくは正直に答えた。寝起きで頭が回ってなかった上にきのうのできごとがあまりにも非現実的すぎてまだ信じ切れていない気持ちがあったからだ。
ハオリ
ハオリ
大丈夫だよ
ハオリさんはぼくの肩に手をおいて安心させるように言った。
ハオリ
ハオリ
何があっても私は君を見守っているからね

***

それから数分後、ぼくたちは朝食を終えてどうくつを出た。外にはとっても広い森が広がっていて、きれいな空気がただよっている。
ハオリ
ハオリ
さて、早速修行を始めようか
ルル
ルル
はい
ぼくは返事をしたものの、内心不安だった。本当にぼくなんかが使えるようになるんだろうか?

するとハオリさんはぼくの心を見透かしたように言った。
ハオリ
ハオリ
心配しなくてもいいよ。最初は誰だってうまくいかないものさ
ハオリさんはやさしくわらいかけながら、ゆっくりと手をのばし、近くの大きな木に向かって軽くふった。そのしゅんかん、木々がざわめき出し葉っぱ一枚一枚が空中でまいおどり始めた。

まるでいのちをふきこまれたかのように美しく動いている。そのこうけいを見てぼくは息をのんだ。
ルル
ルル
すごい……!
思わず声に出てしまった。こんなことができるなんて…
ハオリ
ハオリ
これが私の力の一部だよ。これから少しずつ教えるつもりだから覚悟しておくように
ハオリさんの言葉に勇気が湧いてきた。
ルル
ルル
わかりました! がんばります!!
こうしてぼくの修行は始まった。これから待ちうけている試練や困難について考えるよゆうもなく、ただ夢を叶えることへの期待感だけで胸がいっぱいになるのであった。




















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RRR
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