第9話

第二章 兄姉を探して初めの旅
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2026/08/11 19:30 更新
ハオリさんが洞窟の入り口に立っていた。夕焼けが彼のシルエットを金色に染める中、彼は真剣な表情で話し始めた。
ハオリ
ハオリ
ルル。そろそろ次の段階に進む時が来たね
ルル
ルル
次の段階…ですか?
ぼくはリュックの紐をぎゅっと握りしめた。心臓がドキドキしている。
ハオリ
ハオリ
そう。修行だけでなく…君自身の過去と向き合う時だ
ハオリさんの目が優しく細くなる。
ハオリ
ハオリ
実はね…君の兄弟たちが今どこにいるか、ある程度見当がついているんだ
ルル
ルル
ほんとですか!?
思わず声が弾む。
ハオリ
ハオリ
ただし—
彼は指を一本立てて制止した。
ハオリ
ハオリ
この旅には危険もある。『父親』との過去も関係してくる。それでも行ってみたいかい?
答えはもちろん決まっている。
ルル
ルル
行きたいです! 姉と兄に会いたいし…お父さんのことだって本当はどう思っていたのか知りたい
ハオリさんは頷いた。
ハオリ
ハオリ
よし。でもまず新しい力を授けよう。
ハオリ
ハオリ
『心の扉を開く術』— 相手の素直な思いを読み取る技だ。嘘や誤解をなくし、真実を見極めるために必要になる
そう言ってハオリさんは両手を合わせた。掌から緑色の光が漏れ出し、ぼくの胸のあたりへ流れてくる。
ルル
ルル
うっ…!
一瞬の激しい頭痛。目を閉じた瞬間、知らない風景がフラッシュバックした—。

* 幼い頃のぼくが泣いている部屋 *
* 母親らしき人が優しく背中をさすっている *
* その後ろでお父さんが悲しげな顔で立ち尽くしている *

幻影はすぐに消えた。額の汗を拭いながらハオリさんに尋ねる。
ルル
ルル
今のは…?
ハオリ
ハオリ
君の幼少期の記憶片だよ。これから扱う能力は、己の心にも触れる覚悟が必要ということさ

***
農夫1
農夫1
(疲れたなぁ…種まき終わらせなきゃ)
農夫2
農夫2
(今晩は久しぶりに娘に会えるぞ)
農夫さん達の飾らない思考が頭に飛び込んできた。驚いたけど気持ち悪くはない。むしろ「いい人だ」と確信できた。
ルル
ルル
魔法が効いた…!
自然と胸が熱くなる。ぼくは初めて他人の本心に触れることができたのだ。


























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RRR
RRR
第二章長くなるかも💦次回ようやく兄姉でます!では〜

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