カラオケ着いた!
いえい
なんだよあなた元気ないやん
パーッと歌って元気になろ!
いえい
うーんもっとこういぇぇぇぇぇい!!!!
うるせえよ!
そうですよころんさん
さっそく歌うぞ!
いえーい!(さとみくん以外)
最初はジェルくんいっちゃってぇぇ!
おっけぇぇえ!
白日
時には誰かを
知らず知らずのうちに
傷つけてしまったり
失ったりして初めて
犯した罪を知る
戻れないよ、昔のようには
煌めいて見えたとしても
明日へと歩き出さなきゃ
雪が降り頻ろうとも
今の僕には
何ができるの?
何になれるの?
誰かのために生きるなら
正しいことばかり
言ってらんないよな
どこかの街で
また出逢えたら
僕の名前を
覚えていますか?
その頃にはきっと
春風が吹くだろう
真っ新に生まれ変わって
人生一から始めようが
へばりついて離れない
地続きの今を歩いているんだ
真っ白に全てさよなら
降りしきる雪よ
全てを包み込んでくれ
今日だけは
全てを隠してくれ
もう戻れないよ、昔のようには
羨んでしまったとしても
明日へと歩き出さなきゃ
雪が降り頻ろうとも
いつものように笑ってたんだ
分かり合えると思ってたんだ
曖昧なサインを見落として
途方のない間違い探し
季節を越えて
また出逢えたら
君の名前を
呼んでもいいかな
その頃にはきっと
春風が吹くだろう
真っ新に生まれ変わって
人生一から始めようが
首の皮一枚繋がった
如何しようも無い今を
生きていくんだ
真っ白に全てさよなら
降りしきる雪よ
今だけはこの心を凍らせてくれ
全てを忘れさせてくれよ
朝目覚めたら
どっかの誰かに
なってやしないかな
なれやしないよな
聞き流してくれ
忙しない日常の中で
歳だけを重ねた
その向こう側に
待ち受けるのは
天国か地獄か
いつだって人は鈍感だもの
わかりゃしないんだ肚の中
それでも愛し愛され
生きて行くのが定めと知って
後悔ばかりの人生だ
取り返しのつかない過ちの
一つや二つくらい
誰にでもあるよな
そんなんもんだろう
うんざりするよ
真っ新に生まれ変わって
人生一から始めようが
へばりついて離れない
地続きの今を歩いて行くんだ
真っ白に全てさようなら
降りしきる雪よ
全てを包み込んでくれ
今日だけは
全てを隠してくれ
ふぅー!
次は莉犬!いっちゃってぇぇ!
いぇいいぇい!
怪物さん
私をそこらの女と同じ様に扱ってよ
あなたにふさわしいかなんて そんなには賢くなれないわ
私が思うカワイイじゃね きっとあなた飽きてしまう
小石蹴るみたいに嘘ついて とりあえず安心させていて
知らないって 知らないって 笑っていたい
わからないって わからないって とぼけていたい
でも本当は
いなくなれ いなくなれ あなたを好きな私
いっそ いっそ いなくなれ
消えてしまえ 消えてしまえ あなたじゃなきゃ絶対
嫌な 嫌な 嫌な 嫌な 嫌な私
ほら 大丈夫?って容易く聞く ぺらっぺらな優しさだけど
とにかく声が聞きたくなる ダメな私
あぁ 説明なんて出来ないから わかってなんて言わないから
とにかく今日も会いたくなる こんな私 いなくなれ
私にピンクのフィルターをうまくかけて見ていてよ
喉を鳴らし飲み込んだ水が あたしの真ん中に繋がるの
私からは何も聞かない 穴の空いた顔見たくない
あなたが気持ちよくなるのなら よくある嘘も呑み込んでやる
知らないって 知らないって 踊っていたい
わからないって わからないって はしゃいでいたい
でも本当は
いなくなれ いなくなれ あなたを好きな私
いっそ いっそ いなくなれ
消えてしまえ 消えてしまえ あなたじゃなきゃ絶対
嫌な 嫌な 嫌な 嫌な 嫌な私
ほら あたしが歌った鼻歌を あなただけが気付いてくれる
わずかな期待止められない ダメな私
あぁ どっか向いててもそばにいて あなたのままで優しくして
とにかく今日も会いたくなる こんな私 いなくなれ
でも本当は
いなくなれ いなくなれ あなたを好きな私
いっそ いっそ いなくなれ
消えてしまえ 消えてしまえ あなたじゃなきゃ絶対
嫌な 嫌な 嫌な 嫌な 嫌な私
ほら 大丈夫?って容易く聞く ぺらっぺらな優しさだけど
とにかく声が聞きたくなる ダメな私
あぁ 説明なんて出来ないから わかってなんて言わないから
とにかく今日も会いたくなる こんな私 いなくなれ
私がそこらの女と何が違うか教えてよ
あなたがいない私なんて 本当は考えられないの
いえー!
さところ行く?
俺はいいよ
おれもいいや!
じゃあ最後はあなたイッチャッテェェ!
いえい
シャルル
さよならはあなたから言った
それなのに頬を濡らしてしまうの
そうやって昨日の事も
消してしまうなら
もういいよ 笑って
花束を抱えて歩いた
意味も無く
ただ街を見下ろした
こうやって理想の縁に
心を置き去ってく
もういいか
空っぽでいよう
それでいつか
深い青で満たしたのなら
どうだろう
こんな風に悩めるのかな
愛を謳って 謳って
雲の上
濁りきっては 見えないや
嫌 嫌
遠く描いてた日々を
語って語って 夜の群れ
いがみ合って きりがないな
否 否
笑い合って さよなら
朝焼けと貴方の溜息
この街は僕らの夢を見てる
今日だって互いの事を
忘れていくんだね
ねえ そうでしょ
黙っていよう それでいつか
苛まれたとしても
別にいいんだよ
こんな憂いも 意味があるなら
恋と飾って 飾って
静かな方へ
汚れきった言葉を今
今 今
「此処には誰もいない」
「ええそうね」
混ざって 混ざって
二人の果て
譲り合って何もないな
否 否
痛みだって 教えて
きっと きっと
わかっていた
騙し合うなんて
馬鹿らしいよな
ずっと ずっと
迷っていた
ほらね 僕らは変われない
そうだろう 互いのせいで
今があるのに
愛を謳って 歌って
雲の上
濁りきっては 見えないや
嫌 嫌
日に日に増えていた後悔を
語って 語って
夜の群れ
許しあって 意味も無いな
否 否
愛を謳って 謳って
雲の上
語って 語って
夜の群れ
哂いあって さよなら
ん?どこかで聞いたことあるような、、、
俺も思った!
この声って
ブルーラビット?!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。