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2021/11/06

第125話

メンバーからの愛










天羽side










うるさぁく鳴り響く目覚まし時計を止めて、

私はむくっとベッドから起き上がった。


家の中がシーンと静まり返っていて

布団が擦れる音がやけに耳に響く。


一人暮らしを始めて当たり前になった

この静かさも、新鮮さがなくなって

少し寂しくなってきた。


実家暮らしに戻りたいなぁなんてことを

思ってしまう。





今日はちょっとだけやけど朝に余裕があるから、

下まで降りてポストの中を確認する事にした。

チラシとかが入ってるのに紛れて、

2つ封筒が入っている事に気がつく。


よく見てみたら、2つとも

住所の表記はないものの宛名は私。

差出人は不明やけど、

まるでファンレターのような雰囲気だった。

……うそ、家特定された、?


















































『なによもぉ、、怖いなぁ、、、』←開けてる
















































家に戻り封筒を開けて中身を覗くと、

数枚の紙が2つ折りにして入っているだけだった。

もう1つも同じ。


封筒に番号がふってあったから、

とりあえず①と書かれた方の封筒の中の

紙を開いてみた。

文字がびっしりと書いてある。

他の紙も同じみたいだった。


















































“ 拝啓、あなた様。

 驚かれましたか?西畑です。
 最近ほんま寒くなってきましたね。
 特に書くことはありませんが便箋1枚は絶対に
 書けということなんで頑張りたいと思います。

 えー、、そろそろ西畑にデレ期は来ないの
 でしょうか。お酒の力がないとデレてもらえない
 ので西畑寂しいです。
 魔法にかからなくてもデレてください。

 それと、勝たんコン福岡公演の時に明太子
 横取りされた件。まだ根に持ってます。
 心の隅々にまで根が張ってるんで多分一生
 許せません。
 西畑、おこです。

 そろそろ書くことがなくなってきたので
 ここらで締めようと思います。

 大好きだよ。         西畑大吾 ”






























“ あなたちゃんへ

 やっほ〜流星だぁよ。

 〈1枚以上、あなたちゃんへの愛を書け〉
 ということで。どうしよっかなぁ、、
 便箋が10枚以上ないと伝えきれへん笑

 とりあえず、ほんまにほんまに大好き!!
 最初出会った時の印象から可愛い!やったもん。
 あの時のあなたちゃんは今より髪が長くて、
 いつもポニーテールしてたよね。
 ダンスする度にその髪の束(?)がゆらゆら
 揺れてるのが小学生の俺にはツボやったなぁ。
 ダンスよりもポニーテールに目がいってた笑

 そういえば!最近あなたちゃんのポニテ
 見てない気がする〜。
 お仕事の関係なのはしかたないけど、
 また機会があればみたいなっ。

 、、、ということで。
 これ以上はほんまに10枚以上書くことになるから
 ここで終わる!!笑
 いきなりでごめんね(´・_・`)
                  流星 ”






























“ なにわ男子、あなたちゃんへ

 こんにちは!
 あなたちゃんが大好きな19歳謙杜です♡

 ちょっとファンレターっぽく書いてみました笑

 ファンレターといえば、過去に俺も1回、
 あなたちゃん宛てにお手紙書いたこと
 あるんですけど覚えてますか?
 なんで書いたかとか内容とかもう全然記憶に
 ないんですけど、お手紙を書いたという事実
 だけは頭に残ってるんですよね〜。

 あの頃はまさかあなたちゃんと同じグループに
 なるなんて思ってもみませんでしたし、
 ましてや一緒にデビューを掴めるなんて……

 人生何が起こるか分かりませんね笑

 P.S
 あなたちゃんがもし!
 もし手紙のこと覚えてて、まだあったりしたら
 またの報告お待ちしております笑
                長尾謙社 ”


















































一気に3枚読んだからか

めっちゃカロリー使った気がする…()


だけど、もう一度ゆっくり読み返してみると

自然と笑みがこぼれてきた。


こんなの、、いつ書いててんやろ。


愛なんて手紙に書いてもらわんでも

ちゃんと伝わってんのになぁ。


まだ少し口元を緩ませながら、

私は②と書かれた封筒を手にした。