第5話

恋心ティータイム
小栗奏四
へぇ、藤城一花か…
藤城一花
精一杯がんばります!
よろしくお願いします!
小栗くんは
私に対する態度がすごく冷たい

眼鏡の奥の視線が痛いくらい
こわい

足が震える
小栗奏四
よろしく、藤城
藤城一花
へ?
意外だった

小栗くんが
そんな言葉をかけてくれる人
にはみえなかったから

誤解されやすいけど
やさしい人なのかな
小栗奏四
あと、もう一人いるから
もう、そろそろ来ると思う
藤城一花
はい
とんとん
ドアをノックする音が聞こえた
小栗奏四
実、開けて
三水実
了解!
がちゃ
山峰晶
こんにちは
放課後探偵部ってここであってますか?
三水実
あれ、依頼人だったみたいだ奏四
小栗奏四
本当だ
二宮蓮
ここ、どうぞ!
山峰晶
ありがとうございます
蓮が椅子をすすめる
え、私は今なにをしたらいい?

と、とりあえず話聞いとく?

いや、でも、せっかく入ったし
なんかしなきゃ

でも…
二宮蓮
一花
蓮が声をかけてきた

ものすごく小さな声で 

私にしか聞こえないくらい

おまけに顔が近い

なんでだろう
すごく顔があつい

真っ赤になってると思う
藤城一花
な、なに蓮
二宮蓮
お茶入れてきて
藤城一花
わ、わかった!
私は逃げるように
奥の調理室へ向かう
心臓が飛び出そう

この気持ちはなに?