第13話

夕景トライアングル 蓮side
俺は実と一緒に帰っていた 
  
ふと喉がかわいて
水筒をさがす

なかった

学校に忘れたのか
二宮蓮
実、俺学校に水筒忘れたみたい
とりにいってくる
三水実
おっけー、ばいばい
俺はUターンして
学校に戻る

図書室の前にくると
なかから声が聞こえた
小栗奏四
俺…藤城が好きだ
藤城一花
えっ…
俺はその言葉に絶望した

奏四は俺が一花を好きなのも知ってるし
一緒に帰ってるのも知ってる

俺は奏四をずっと痛めつけていたことに
気がつかなかった
俺は足早に学校を出る

それ以上なにも聞きたくなかった

家の前に来たとき
藤城一花
私っ…はぁ…蓮が好き…大好き…!
世界で一番愛しい君の声が
俺を求めている

抱きついてくる
二宮蓮
一花…
でも、俺はその手を振り払うことしか
出来ない
二宮蓮
ごめん…