第11話

謎解きホワイトニング
土曜日

朝から探偵のメンバーが集まった
藤城一花
おはよう!
小栗奏四
おはよう
三水実
おはよ!
藤城一花
蓮は?
小栗奏四
もう、そろそろ来るそうだ
小栗奏四
で、実
小栗奏四
更田詩織と山峰晶に共通の
知人はいたのか?
ふたりは学校がちがうから
知人がいたら話しを聞きたい
三水実
いや、それが全然いなかった
藤城一花
そんな…
あれ、なんかおかしい

だけど、なにかわかりそう

そこで私はひとつの推理を組み立てる


…多分間違ってはいないはず
私は走り出す

ある目的地を目指して
三水実
藤城ちゃん!?
小栗奏四
おい、藤城!?
校門のところで
蓮と会う
藤城一花
蓮っ!ついてきて
二宮蓮
ええっ!わ、分かった
走って走って
ついた場所は



山峰晶くんの家


そこに白い頭蓋骨を置く人が
いた
藤城一花
やっぱり…
藤城一花
あなた、だったのね
藤城一花
更田詩織さん
がちゃ!
山峰くんがでてくる
山峰晶
詩織…お前だったのか…
山峰くんは今にも、崩れ落ちそう

見ていられない
藤城一花
どうして、こんなことしたんですか?
更田詩織
…許せなかったの
更田詩織
この男が浮気なんてするから悪いのよ!
藤城一花
やっぱり
藤城一花
別れ話を切り出したのは
更田さんのほうからだったんですよね
藤城一花
山峰くんが浮気してると思ったから
山峰晶
俺はっ、浮気なんかしていないっ!!!
藤城一花
はい、そうです
山峰くんは浮気なんてしていません!
更田詩織
えっ…?
更田詩織
電話にも、でてくれなかったし
更田詩織
私と話しているときは全部上の空だったのに?
藤城一花
それは…
山峰くんが頑張ってあなたへの
誕生日プレゼントをつくっていたからです!
更田詩織
え?
山峰晶
詩織これ
そういって山峰くんは
更田さんに蝶の髪飾りを渡す
山峰晶
これを作りたくて
教えてもらっていたから
電話に出れなかったんだ
山峰晶
詩織といるときは
これを喜んでくれるかどうか
考えていたんだ
更田詩織
晶…ごめんなさい…
山峰晶
こっちこそ、ごめん…
お互い泣きながら
抱き合う

私達はそっとその場を後にした