第34話

沼
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2026/09/03 14:57 更新



〈佐野side〉






はいはいはい。


ごめんなさい、僕が間違ってました。


腕だけじゃありませんでした。







今回やたらと近ない?距離。

いや、前からか。







3~4人掛けのソファなのに、俺にぴったりくっついて
小島くんお手製チャーハンを頬張る誠也くん。






おん……いや、恋人ではありますけど?


付き合いも長いし、多少の慣れはあったとしてもさ?


誰もドキドキしなくなったなんて言っとらんで。









俺から好き好きアピールしまくってるけど、
近づかれたらよゆうでドキドキしてますけど?





もう一生ドキドキしてると思う。





そんなことを考えながら、俺もチャーハンを食べる。




「誠也くん…おいしいね!」




たまらず抱きしめる。






「うまいな!」





カメラの前やけど、雰囲気に酔っているのか、
ふわふわした誠也くんの笑顔。





ほんまに愛おしい。









ツンツンしてて、でも可愛くて、
無意識にあざとくて、距離感バグってて、




色んな表情をみせる年上彼女に、
俺は今日も沼っとる。








end.








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