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第3話

4人の義兄ちゃん
 玄関の扉が開き、ぞろぞろと人が入ってくる。
その姿を見て、思わず───────
あなた
あなた
ころんくん、なーくん、さとみくん、ジェルくん!?
と叫んでしまい、慌てて口を抑える。
ジェルくん
ジェルくん
なんや、おもろい子がおるやんw
ころんくん
ころんくん
マジ腹減ったんだけど〜
さとみくん
さとみくん
お前が、新しい妹ってやつか
ななもり。くん
ななもり。くん
知ってくれてたんだ!ありがとう
 それぞれが自由に話す。
一方私は、感動で言葉が見つからない。
あなた
あなた
え……本物とか、ちょっと、ヤバいです。あの、すとぷりめっちゃ応援してます!
 私は、今自分でも何言ってるか分からないレベルにテンパっている。
さとみくん
さとみくん
どっかで見たことあるような……?
あなた
あなた
びゃっ
 さとみくんにいわゆる顎クイというものをされ、変な声が出る。
毛穴ない!白い!目おっきい!まつげ長い!
 自分とは比べ物にならないほどの顔面に、興奮がおさまらない。
莉犬くん
莉犬くん
さとちゃん、あの子だよ。昔から握手会とか来てくれてた……!
さとみくん
さとみくん
あぁ。確か……あなただっけか
ななもり。くん
ななもり。くん
あれでしょ、イラストとかも描いてくれてるよね。唯一メンバー全員からフォローされてるリスナーさんじゃない?
あなた
あなた
そうです、そうです!
 さとみくんとなーくんの言葉に、首がもげそうなくらい頷く。
るぅとくん
るぅとくん
まぁ、みんな知ってると思いますけど一応自己紹介しましょうか
 そんなるぅとくんの提案に、みんなで自己紹介をすることにする。
ななもり。くん
ななもり。くん
まず、俺は長男のななもり!
よろしくね
さとみくん
さとみくん
俺は、次男。よろしく
ジェルくん
ジェルくん
三男のジェルでーす!
一応俺ら3人は社会人やでw
ころんくん
ころんくん
四男のころん。
大学1年生!よろしく
るぅとくん
るぅとくん
僕は、るぅとです!
高校2年生です
莉犬くん
莉犬くん
俺は莉犬〜!
高校1年生だよっ。よろしくね
あなた
あなた
私は、星丘あなたです。
高校3年生です。よろしくお願いします!
 一通り自己紹介を終えなーくんが、
ななもり。くん
ななもり。くん
ってことは、俺からころちゃんまでが兄で、るぅとくん、莉犬くんが弟ってことかな?
とまとめる。
あなた
あなた
そう……ですね
 私は、ちょっと考えてから返事をする。
ジェルくん
ジェルくん
硬い、硬い!
これから家族なんやし、タメ口でええよ
あなた
あなた
そうは言われても……
 るぅとくんに言われたことと同じことを言われ、私は苦笑する。
推しにタメ口だなんて、同じリスナーさんに殺されそうだ。
莉犬くん
莉犬くん
呼び方も思いきって、さと兄とかにしたらどう?w
さとみくん
さとみくん
はぁ?!///
あなた
あなた
えっ!?///
 莉犬くんが悪気もなく言うから、私とさとみくんは同時に声を上げる。
さとみくん
さとみくん
莉犬、おまっw調子乗んなよっw
莉犬くん
莉犬くん
痛い痛い痛い!冗談じゃんっ!
さとみくんが莉犬くんのこめかみをグリグリとし、莉犬くんは悲鳴をあげる。
あなた
あなた
(リアルさとりーぬ、尊い)
 ずっと見たかった場面が見れて、私はもう発狂寸前だ。
 すると──────────
ななもり。くん
ななもり。くん
まあ、ゆっくり慣れてけばいいよ。ね?
あなた
あなた
………///
 なーくんがいきなり、私の肩に手を回し自分の方に引き寄せる。
あなた
あなた
(ゆっくり慣れてけばいいって、言ったじゃないですか!!)
 私は、顔が赤くなるのが分かって俯く。
 私の推しとの生活!
ときめいたら負けなようです……。