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第4話

新しい学園
あなた
あなた
緊張する……。
上手く自己紹介できるかな
 私は、新しい学校への道を歩きながら呟く。
莉犬くん
莉犬くん
あなた姉ちゃんなら大丈夫だよ!
るぅとくん
るぅとくん
そうですよ!
みんないい人ばかりですから
 左右から、励ましの声が聞こえてきて、私は下を向く。
あなた
あなた
(ほんとに、無理っ!なんで、そんなに可愛いのっ!?)
 右も左も可愛い天使で、どこを見たらいいか分からない。
あなた
あなた
みんなが優しいのは、2人が苺宮いちごみやグループの息子だからだよ
 私は、そう言って曖昧に笑う。
 そうなのだ。
苺宮グループは、ここ最近力をつけているグループでなんと社長はお義父さん。
若く見えて、実は43歳だと言う。

 それに、これから通う予定の苺宮学園はすとぷりのおじいさんが理事長らしいのだ。
どれだけハイスペックな家族だよっと、突っ込まざるを得ない。
るぅとくん
るぅとくん
そんなことないですよ。色んな財閥の娘、息子が集まってるんですから僕達なんて全然特別じゃないです
莉犬くん
莉犬くん
そうだよー!普通、普通
あなた
あなた
庶民からしたら特別なんだよ……
 私は、不思議そうに首を傾げる2人にそう言う。
 喋っているうちに、学園についてしまった。
私たちは、そのまま職員室に直行する。
先生
先生
おはようございます
あなた
あなた
おはようございます……
莉犬くん
莉犬くん
先生!おはよー
るぅとくん
るぅとくん
おはようございます
 職員室の扉をノックすると、若い女の先生が出て来て私たちに挨拶をした。
先生
先生
今日から、あなたさんの担任になる鈴木です。まさか、苺宮兄弟に女の子がいるなんてねw
 そう言って、先生が上品に笑う。
私が転校してきた理由を『再婚のため』とするとめんどくさいことになるため、『ちょっと理由があって、離れて暮らしてたんです』と説明してあるのだ。
先生
先生
じゃあ、2人は遅れないように教室に行ってね
莉犬くん
莉犬くん
はーい。
じゃあ、また一緒に帰ろうね、あなた姉ちゃん
るぅとくん
るぅとくん
自己紹介頑張ってください!
 2人は、手を振りながらそれぞれの教室へと歩いていった。
 私は、先生と2人きりになる。
先生
先生
それじゃあ、あなたさんの教室はあっちよ。行きましょう
****
家にて
あなた
あなた
やっぱり無理だぁ……
 私は、帰ってくるなりソファーに置かれた苺のクッションを抱きしめ、ボヤいた。
ころんくん
ころんくん
何、上手くいかなかったの?
あなた
あなた
うわぁぁぁ!
 突然後ろから声をかけられ、私は肩をふるわせる。
あなた
あなた
ころんくん、いたんだ
 なーくん、さとみくん、ジェルくんは仕事、るぅとくん、莉犬くんは友達と遊びに出かけたため、ころんくんもいないだろうと勝手に想像していた。
ころんくん
ころんくん
今日は、午前授業だけだからね
あなた
あなた
いいな。大学生
ころんくん
ころんくん
はぁ?絶対高校の方がいいしw
 体育座りをし、腕に顔を埋めるところんくんが隣に座ってきた。
手には、ポテトチップスの袋を持っていて、それを私に差し出してくる。
あなた
あなた
……ありがと
ころんくん
ころんくん
 お礼を言うと、ころんくんは軽く頷き口を開いた。