家が隣でおさななじみのジョングクと私の家でご飯を食べながら急いで準備し、家を出る。
ジョングクは家が隣だからよく私の家に来る。
昨日だってコイツがゲーム誘ってきて夜更かししたせいで寝坊しちゃったし、しかもジョングクソファで寝ちゃうし?!
なんて色々文句を心でいいながら登校する。
…こんな感じでいつもの様に喧嘩しながら高校についた。
焦って家を出たけど、時間は意外と余裕だった。
クラス表が張り出された周りは人が多くて転ばないようにするのがやっとだった。
目をキラキラさせてやがる。
そんな私のつぶやきも聞かずに、ジョングクはどんどん前にいってしまった。
人混みのなかに1歩足を踏み入れた。
ドンッ
誰かに勢いよくぶつかってしまった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。