居てもたってもいられずその場から立ち去ろうとした時
ジミンに腕をガシッと掴まれた。
今はなにも考えたくなかった。
テヒョンに期待した自分が情けなくて、一人で舞い上がってた自分が馬鹿らしい。
今はただ一人になりたかった。
その瞬間、ジミンはあなたの腕を引き寄せて自分の胸の中であなたを抱きしめた。
ジミンの腕の中から抜け出そうとするが、ジミンの抱きしめる力が強すぎて抜け出せない。
驚きすぎてハッとジミンの顔を見るとジミンはすごく真剣な眼差しであなたを見つめている。
抱きしめられているため、顔の距離が近くてすぐに目を逸らしちゃうあなた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。