第103話

🐯
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2019/10/02 11:16
二人きりのエレベーター。




















一瞬ではあったものの、さっきのキスが頭の中でリピートされて、顔が一瞬で熱くなる。
























20F。
















私がエレベーターを降りるのに続いて、テヒョンさんもエレベーターを降りる。
















あなたは普段から部屋は綺麗にしているので、急に人が来ても心配ない。





















ガチャ🚪































ちなみに部屋はこんな感じ。かなり広いです。




















.











you
you
座ってください、今暖かいココア入れますね。
テヒョン
テヒョン
ありがと
 














ココアを入れて、テヒョンさんの座るソファの隣に座る。




















テヒョン
テヒョン
話してくれる?ジミナが何言ってたか







二人でココアを飲んで、ホッと一息ついたころ。























テヒョンさんが口を開く。



















you
you
ジミンさんは…私がテヒョンのことが好きだってことに気づいて…。忠告してくれたんです…
テヒョン
テヒョン
何を?
you
you
テヒョンさんはいつも女の子に優しいけど好意はないから、テヒョンさんのことは諦めた方がいいよって…
















テヒョンさんは俯いて、はあっとため息をつく。
























.













テヒョン
テヒョン
確かにジミナの言ってることは間違いじゃない
 












やっぱりそうなんだ。


















心の中ではわかってたけど、いざ本人に言われるとやっぱり心が痛む。

















じゃあ…さっきのキスはなんだったの…?






















テヒョン
テヒョン
今まではね
you
you
え…?
テヒョン
テヒョン
たしかに今までは正直女の子に対する好意なんて持ったことはなかったよ
 




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テヒョン
テヒョン
でもあなたに出会って、変わった。














テヒョンさんの真剣な眼差しはまっすぐ私を見つめている。














テヒョン
テヒョン
初めて、人生で初めて恋したんだ、あなたに。

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