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第26話

___☆
あなたが、来るのを少し期待している俺は今空港にいる。
アナウンス
___行きの便がまもなく出発いたします。お乗りの際はお早めにご搭乗お願いします。
来るわけないか、来てくれたとしても俺は結局何もあなたにすることは出来ない。
あなた

スニョン!!!!

スニョン
スニョン
え⋯?
一瞬あなたが俺を呼ぶ声が聞こえたと思って後ろを振り返るがあなたの姿はない。
スニョン
スニョン
気のせいか。
俺達が幼馴染みじゃなかったら

あなたと仲良くなって友達のままだったら

知らない間に

状況は良くなっていたのかもしれない。

あなたを頭の中に埋めようとしても無駄だと分かったのに


時間は止まってくれない。
飛行機の中に乗り出発するのを待つ。
スニョン
スニョン
あなた………?
分からない。分からないけど飛行機の窓から遠くて見えないはずなのに人が米粒に見えるのに、見えるのはあなたが必死に走っている姿。はっきりと見える。
アナウンス
___便の飛行機が出発いたします。
降りてあなたの元に行こうとしたけどもう遅かった。

あなたの手を繋ぐ時好きって言えばよかった。

叶わないまま

飛行機の窓光る先に手を振りながらあなたと離れていく俺は笑うさま。



ごめんあなた。こんな俺が幼馴染みで。

いつの日か還るまで俺とあなたとの距離が離れていても

いつかまた会えるような気がした。

幻を見ながらだけど俺、1歩踏み出してみようと思う。


1歩踏み出そうとしてもできないのはあなたとの幼馴染みという関係だけ。

だから幼馴染みは嫌いなんだ。大嫌いだ。

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はむ
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