私はきっぱりソリョンちゃんを断った。
そう言って腕を掴まれる。
連れてかれたのは体育館裏。
キレた口調で言うと
スニョンの声が聞こえた
私が帰ろうとすると急にソリョンちゃんが倒れながら悲鳴をあげる。
するとスニョンが私を指差して
え、、何言ってんのこの子。
なんでスニョンもそんなこと言うの?
スニョンはソリョンちゃんを起き上がらせソリョンちゃんはスニョンに抱きつく。
なんで、ソリョンちゃんをかばうの?
やっぱりソリョンちゃんの事好きだったの?何よ。何がキスされてなんとも思ってないだよ。
違う。
違う。
違う。
スニョンは真面目で悪いことはちゃんと叱ってくれる人なんだ。
スニョンは間違ってない私が勝手に話を進めてるんだ。
だけどもう遅い。
今日もまたクレープ食べれなかったな…
いいもん……もう胃もたれするくらい自分でクレープ食ってやるから。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!