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第25話

___16
あなた

なんで言ってくれなかったの⋯

必死に追いかける。

私の日常の中からスニョンが消えるのが怖い。


私の名前を笑顔で呼ぶ声も、

毎日聞くおはようも

一緒に手を繋いで学校に行ったことも

もうスニョンとは一緒にいられない事も


全てにとってスニョンは私の中の源だった。
あなた

お願い⋯間に合って⋯⋯。

タクシーの中でそうずっと唱えている。
タクシーの運転手
着きましたー。
あなた

ありがとうございます!

お礼を言ってタクシーを出た。

空港の中は人がいっぱいでスニョンを探すのもできないくらい。

一度スニョンの名前を叫んでみても、何も無い。

まだ諦めない。私は走ってスニョンを探した。



すると窓から見えたのは一便の飛行機が飛び立つ姿。
あなた

行っちゃった⋯⋯

あなた

だめだったか⋯

最後スニョンに謝れられたらよかった。
スニョンを引き止められればよかった。


なんでスニョンにあんな事言っちゃったんだろう。


スニョンに好きだと伝えればよかった。

後悔ばかりがつのる。




いつでもいつまでもスニョンの事で笑う。

スニョンと手を繋ぐたび、分からないまま私は分かったふりをした。


スニョンと離れていく先で私は手を振る。
笑いながら。
あなた

ス、スニョン⋯

あなた

スニョン⋯ごめんね。

あなた

⋯会いたいよ。せめてバイバイくらい言わせてよ⋯

あなた

スニョン、好きだよ…大好きだよ……

なんで今頃になって甘い言葉がどんどん出てくるんだろう。


ごめん、こんな私が幼馴染みなんかで。

スニョンといる時どうしてもっと良くしてあげられなかったんだろう。



でもこれがさよならじゃない。そう信じている。
私達また会える気がするから。


私、1歩踏み出してみようと思う。
あなた

私頑張るから⋯見ててね。






幼馴染み___


幼馴染とは幼い頃に親しくしていた友達を言う。


しかし後述のような文化もあってか、現在では初恋の相手を思い浮かべる人が多いようである。








私には小さい時から幼馴染みがいる。
だけど私はあいつの事を友達だなんて思ってなかった。

私はあいつが好きだったから。

私は幼馴染み=友達なんかじゃないと思ってたから。

なのに


幼馴染みは幼い頃に親しくしていた友達を言う。


だからそんな裏切り者の幼馴染みは嫌いなんだ。大嫌いだ。

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はむ
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