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第1話

Fischer's葛飾ラプソディー
中川に浮かぶ 夕陽をめがけて

小石を蹴ったら 靴まで飛んで

ジョギングしていた 大工の頭領(かしら)に

ガキのまんまだと 笑われたのさ

どこかに元気を 落っことしても

葛飾 亀有 アクビをひとつ

変わらない街並みが 妙にやさしいよ

中央広場で 子供の手を引く

太ったあの子は 初恋の彼女(ひと)

ゴンパチ池で 渡したラブレター

今も持ってると からかわれたよ

何にもいいこと なかったけど

葛飾 水元 流れる雲と

ラプソディー口ずさみ 少し歩こうか

カラスが鳴くから もう日が暮れるね

焼鳥ほうばり ビール飲もうか

とんがり帽子の 取水塔から

帝釈天へと 夕陽が落ちる

明日もこうして 終わるんだね

葛飾 柴又 倖せだって

無くして気がついた 馬鹿な俺だから

どこかに元気を 落っことしても

葛飾 亀有 アクビをひとつ

変わらない街並みが 妙にやさしいよ