みんな汗だくになって、目の前にいるJAMの為に
初めて俺達を見る人達の為にパフォーマンスした
MCを挟んでラスト、奨くんの曲紹介で音が流れる
最初のMove The SoulのPVに俺はいない
レコーディングには参加してたけど活動休止中やったから
でも、2つ目撮りましょうってなって
そこにはちゃんと11人で映ってて
あん時の曲は全部俺にとって特別で大切な曲
せやから別れの曲にはしたくない
あなたさんがMove The Soulを選んだ時言っとった
これからに希望が持てる曲やって
そう言ってくれたのが凄く嬉しかった
みんな、隙を見てはチラチラとあなたさんを意識してパフォーマンスしとって
見る人が見たらそっちに誰かいるのバレるって!
って思いながら俺も気にせずにはいられなかった
JO1はトリやったから
って隅々まで、奥の奥まで手を振って
ステージから降りるとすぐマイクを回収されて
バタバタしてる中を控え室に帰ってきた
あなたさんを先頭に控え室に入ると全員の顔を見て
ひとこと、俺達に向けて言ってくれた
そっからみんなあなたさんの気が変わる前にって
約束破る人やないのに急いで支度した
なぜか俺とまめちゃんが拓実くんに背中を押されてあなたさんの前に出た
昨日、練習が終わったタイミングで突然景瑚くんが送別会やろって言い出した
みんなそれは何となく考えてて
反対するメンバーなんておらんくて、みんなノリノリで
ただどうやってあなたさんを誘うかが問題だった
メンバーにまめと俺であなたさんを引き止めろって言われた時は、なんで?って思った
まめちゃんは分かるよ、可愛いし懐いてるし
でも俺なんかがと思ったけどメンバーからしたら俺も可愛いらしいw
まぁ最悪俺とまめちゃんであなたさんを確保すればなんて身の程知らずな考えも浮かんだけど
案外すんなりと承諾してくれておんなじ車でハウスに帰ってきた
























編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。