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夜のオシゴトを終えたら私は急いで涼介が帰ってくるまでに家に帰る。
バレないように身だしなみを綺麗にして。
涼介が帰ってきたら晩御飯の準備をしていたように見せかける。
と言っても最近彼は全然ご飯を食べないのだけれど。
ほら。
私は彼のシャツと鞄を貰うと彼は寝室へと、、。
彼が寝室に入ったことを確認してからシャツの匂いを嗅ぐ。
そこには甘い、少し大人っぽい香水の匂いがしていた。
うっすらと赤色の愛の跡も .
そう。涼介は .
"浮気" しているのだ。
私は逃げ出すように外に出た。
いつも私をこき使って家を1人にさせ
貴方は1人でまた快感に溺れるんでしょ?
セフレと遣ったばっかりなのにまだ快感を求めてるなんて異常だよ。
今更のことだけど。
……
ブーーブーー
バイブを先端に押し当てる。
先からどくどくと欲が流れ出す。
俺は倒れ込み天井を見詰める。
……
いつも涼介が飲んでいるお酒とついでにアテも買って家に帰る。
そこには全裸の涼介が。
ここからはいつものパターン。
私を恋しく思ったのかいきなりすぎる
好き 、
キスまでしちゃって。
とか言ってセフレとやって今さっきまで抜いてたくせに。
でも。
私はいつも貴方を求めてしまう。
それはなぜだろう___.
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。