第2話

買い物へ
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2019/07/20 10:16
〈土曜日〉

私が家を出て辺りを見回すと

左の遠くの方から駆け寄ってくる人影。
トド松
トド松
あなたー お待たせ!ごめんね?
あなた

ううん。ちょうど今家から出たところ!

トド松
トド松
本当?待たせなくて良かった!
トド松は女の子に優しい。

ちょっとくらい待ったってまだまだ時間はあるし、急いでないから平気なのに。
あなた

相変わらず優しいね!

そう言うと
トド松
トド松
そんな事ないよ。普通〜普通〜
そう言いながら私たちは歩き出し、ショッピングセンターへ向かった。


〈ショッピングセンター〉

ショッピングセンターに着くと、たくさんの人々でごった返していて

歩くのも一苦労な勢いだ。

そんな中、トド松は人混みをスルスルと抜けていく。
トド松
トド松
こんな服が良いとか決まってる?
あなた

んー実はあんまり...

あなた

トド松センス良いし 全部任せちゃおっかなって

トド松
トド松
え!僕、センス良い!?あなたにそう言ってもらえるなんて嬉しいなぁ。
トド松
トド松
よし、僕が全力であなたを可愛くするからね!
勢いよく意気込んで少しビックリしたけど

張り切ってくれてるようで少し嬉しい。
あなた

よ、よろしくお願いします!

トド松の勢いに驚いてとっさに敬語になってしまった。

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