あなた「おはよぉ、、」
クラス女子「あ、あなたちゃんおはよう! 風邪大丈夫?」
あなた「あ、うん。大丈夫!」
クラス女子「あ、友樹くんだ! 友樹くんおはよぉ!」
あなた「え、」
友樹「あ、おはよ!」
あなた (目、合わせなければいいよね、、)
友樹「あ、あなたちゃん。今日来たの!?」
あなた「あ、えっと、、、」 (どうしよ、、)
友樹「あなたちゃん? どうしたの? あ、まだ風邪治ってない? 大丈夫?」 (( おでこ触ろうとする
あなた「や、やめてっ!」
クラス (ザワザワ)
あなた「あ、ごめん、、 風邪は治ったから」
友樹「...... 」
放課後 ────
友樹「ねぇ、あなたちゃん」
あなた「あ。な、なに、、?」
友樹「昨日ってほんとに風邪だったの?」
あなた「え、なんで?」
友樹「いや、昨日の朝あなたちゃん早く起きてたよなぁって」
あなた「え、、?」
友樹「ん?」
あなた「な、なんで早起きしたの知ってるの?」
友樹「あ、そーだ。内緒だった笑 ごめんね笑」
あなた「え、なに!? 誰かから教えてもらったの!? 誰なの!?」
友樹「え、おちついて? でも、それは教えられないや笑」
あなた「なんでっ、、 誰なの? 教えてよ、、」 ((泣
友樹「泣かないでよ! 教えられないのはあなたちゃんのためを思ってだから」
あなた「意味わかんないよっ、、 教えてって、、、」 ((泣
友樹「うーん。じゃあ、僕と付き合って?」
あなた「え、、?」
友樹「僕と付き合って、ちゅーしてくれたら教えてあげる」
あなた「やだっ! 私あんたとなんか付き合いたくない、、」
友樹「えー。まぁ、べつにいいけど。でも僕はあなたちゃんとちゅーしたいからする」
あなた「え、嫌っ!」
。。。ミヽ(。><)ノ
友樹「待ってよあなたちゃーん!」
あなた「いやっ! こないで!!」
((どんッ
あなた「あ、ごめんなさ、、」
友樹「はぁ、やっと追いついたや」
???「君だれ?」
あなた「あ、しゅた、、」((泣
秀太「あなた大丈夫!? で、誰なの?」
友樹「僕はあなたちゃんの彼氏です」
あなた「ちがうっ! 私のストーカー!!」((泣
秀太「は? お前がストーカー!?」
友樹「何言ってるんですか? 僕はストーカーじゃないです。あなたちゃんと付き合ってるんですから」
あなた「付き合ってなんかないっ!」
友樹「もう、いい加減認めてって」
秀太「お前だけの勝手な妄想なんだったらさすがに俺怒るよ?」
友樹「ってか、誰なんですか?」
秀太「俺はあなたの兄」
友樹「あ、まさかのお兄さん? シスコンですか笑」
秀太「は? お前みたいな奴のせいで妹が泣いてんのにほっとくわけないじゃん」
友樹「あなたちゃんのは嬉し泣きです」
秀太「そう見える? こんな震えてんのに」
友樹「見えますよ。嬉しすぎて震えてんだから」
秀太「お前、頭おかしいんじゃねえの?」
友樹「おかしくないです」
秀太「あなた、こいつほっといて行くよ」
あなた「ん、、」((泣
友樹「待って!」((グイッ
あなた「いやっ!」
秀太 (つ・ω・( ;ᯅ; ) ギュッ
秀太「お前、ほんといい加減にしろ! 怖がって怯えてんだよ。好きでも、好きでなくても気づけよ! 嫌がってたらやめろ!!」
友樹「じゃあ、今日は帰ります。明日、またあなたちゃん追いかけます」
秀太「ぜってぇやだ」
友樹「意味わかんないです」
秀太「俺のセリフだわ」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。