秀太「あなた、大丈夫?」
あなた ((ガクッ
秀太「あっ!ぶね、、」
あなた ……(o_ _)oパタッ
秀太「疲れたし、怖かったもんな、、」
実彩子「ただいまぁ」
秀太「あ、おかえり」
実彩子「え、玄関で何してんの? え、あなた!?」
秀太「今日のあいつ、やばかった」
実彩子「え? あ、あの男の子?」
秀太「うん。ストーカーの」
実彩子「そっか。今日も、、」
秀太「あなた連れて走ったから疲れたし、怖かったから倒れちゃった」
実彩子「そっか。あなた部屋に連れてこ。荷物持つよ」
秀太「うん」
実彩子「しゅう兄。私思ったんだけどさ、、」
秀太「ん?」
実彩子「あなた、このまま学校行ってたらずっとこうなるんじゃないかな、、」
秀太「まぁ、たしかにそうだな、、、」
実彩子「ずっとあなたが苦しんでるの、私見たくないよ、、」
秀太「うん。でも、どうしたら、、」
実彩子「先生、知ってるのかな、?」
あなた「みさ、あのね?」
実彩子「あ、あなた! 大丈夫!?」
あなた「うん。あのね?」
実彩子「なぁに?」
あなた「先生には言えないの」
実彩子「どうして?」
あなた「先生、あいつのお母さんのお姉ちゃんなんだって。だから、言っても信じてくれなかったの」
秀太「は? なにそれ。信じてくれないとか、先生失格だよ」
あなた「前に言ったけど、そしたら先生は信じてくれなくて、言ったことあいつにバレて、もっと酷くなって、、」 ((泣
実彩子「そっか。ごめんね? 早く気づいてあげられなくて、、」
あなた「だいじょぶ、、」 ((泣
秀太「んー。転校、、とかするしかないのかな、、、」
実彩子「転校しても、家とかわかってるよね」
秀太「そっか、、」
実彩子「どうしよ、、」
秀太「とりあえず、今日のことは直也に言お? それから考えよ」
実彩子「うん」
あなた「しゅた、、」
秀太「ん?」
あなた「いっつもありがとう」
秀太「ぜんぜんいいよ」
あなた「みさ、」
実彩子「なぁに?」
あなた「みさって彼氏いるの?」
実彩子「へっ!?」
秀太「想定外の質問~笑」
あなた「今、ちょっと気になったの笑」
実彩子「もぉ、なんでよ笑」
秀太「え、実彩子いるのぉ~?笑」
あなた「いるのぉ~?笑」
実彩子「いないよっ! もぉっ! 2人して~」
秀太「ねね、あなた。俺にも聞いてよ」
あなた「え、彼氏いるのって?」
秀太「ちげーわ! なんでだよ笑笑」
実彩子「あははははっ! あなたさいこぉ!笑笑」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。