プリ小説

第8話

chapter8
靴を履いた後、荒木は
「じゃあ、行こっか。」
と言い、私は頷いて荒木について行く。
街の方に来てしばらく経つと、オシャレな可愛らしいカフェに着いた。
「着いたよ。ここのスイーツがインスタで話題なんだよ。」
と、自慢げに言ってきた。
「へえー。」
と、私は言った。
荒木は慌てて
「あ、甘いもの好き?」
と聞いてきた。
「まあ、好きだけど。」
「ならよかった!聞くの忘れててさ。」
少し食い気味に言ってきた。
「じゃあ、中に入ろっか。」
と、勧めてきた。
荒木は私を先に店に入れてくれた。
レディーファーストってやつか。手馴れてる感じがするな。
席につくと、
「はい、これ。メニューね。俺の奢りだから好きなの選んでね。」
と、ウインクをした後、いろんなスイーツの書かれた厚紙でできたメニューを渡してきた。
ウインクをするやつがこの世にいたのか。
顔が良いから許されるんだろうな。まあ、私からしたら寒いけど。
とりあえず、メニューのイラストで美味しそうなのを選び、荒木に言う。
「私は生の苺とチョコレートがメインのパフェを頼むよ。」
「飲み物は?コーヒー?紅茶?」
「いや、ココアで。」
「りょーかい!……すいませーん。この生イチゴ&チョコレートづくしパフェとココアをホットでください。」
と、速やかに注文した。
手馴れてるな。すごいわ……いろんな意味で。
しばらくすると、予想より豪華なパフェが来て、少し申し訳ない気持ちになったが、
荒木が
「食べて食べて!」
と言うので、まあいいかという感じで、
ひと口食べる。
「あ、これ美味しい。」
すると荒木が、
「でしょ?」
と、嬉しそうに言った。
その後、1時間半ちょっと店にいて話していた。内容はどうでもいいことばっかだったけど。
というより、荒木が質問してきて、私が答えるという一方的な流れだったんだけども。

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藍色りんご飴
藍色りんご飴
勉強に追われてます_(꒪ཀ꒪」∠)_ 投稿ペースが、かなり不安定です。。。
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