プリ小説

第2話

chapter2
「え?なになに?俺に関心がないって?」
急に背後から声が聞こえ、驚いて…って、私すごい頻度で後ろから何か来るな…。
まあ、そんなことは置いておいて、振り返ると、男子が三人立っていた。
特徴としては、長身・茶髪・イケメンの男子、普通くらいの身長・こげ茶色の髪・かわいい系の男子、長身・長めの黒髪・イケメンの男子。
私は思わず後ずさった。
うわあ…誰だか知らないけど、眩しいし、怖い。
チラッと明の方に視線で助けを求める。
明は最初は見とれていたが、こちらに気付いたようで、耳打ちで
「この髪を染めてる茶髪がさっき言ってた蒼葉悠で、かわいいのが御島咲人(みしま さきと)、黒髪は荒木楓(あらき かえで)だよ。三人とも、すごいモテるイケメングループで、仲がいいんだってー。」
と、教えてくれた。
「ありがとう。」
なるほど。
そして、こいつらは盗み聞きをしていたと。
それは気持ち悪いな。ちょっと注意するくらいならいいだろう。
「盗み聞きは良くないと思います。」
と、私は言った。
明はこんな風に言うとは思ってなかったようで、目を見開いている。
すると、御島が
「たまたま聞こえただけなんだけど!それより僕らのこと知らないってどういう事?!」
と、キレ出した。
見た目に反して全然かわいくないなこいつ。
はぁ。このタイプは疲れるな…。
軽くため息をついた。
というタイミングで、明が助け舟を出してくれた。
「この子ちょっと変わっていて、色々なことに無関心なんですよ。」
ナイスだ、明。
「へぇ。そんな子もいるんだね?」
と、チラッと私の方を見てから、やたら綺麗な声で荒木が言った。
すると、蒼葉が
「まあ、これで俺達のことを知ったんだから、もういいだろ。」
と言い、チラッと私の方を見た。
嫌味っぽいなぁ。こいつら、酷いわ。
なんでモテるのか正直分からない。
まあ、ここで突っかかってもいいんだけど、明にも迷惑をかけるのは嫌だな。
おし、撤退するか。
「そうですね。では。」
と、ぺこりと頭を下げ、明の手を掴みその場から離れる。
玄関が開くまで、とりあえずあいつらと距離を取ることにした。
ほっと息を下ろし、明を見ると、明は
「世の中、やっぱり男は顔が一番なのかなー」
と、凄いことを呟いていた。
…あれを見たあとだとそうなるわな。
とりあえず、明に声をかける。
「なんか、絡まれたね。ごめん。」
「いいよ、いいよ!あんなに間近に見られたんだもん!それよりさー、最後、三人とも苦虫を噛み潰したような顔してたよ?また、絡まれるかもね。」
「えぇぇぇ。」
と、私は崩れ落ちた。
これだから、学校は嫌なんだ。明日は休もうか…。
なんて、ことを考えていると、

────ガラガラガラ…

玄関が開いたようだ。
「ほら、深樹!行くよ!」
「へーい」
「…あ、忘れてた。クラス、蒼葉悠のグループの他二人も同じクラスだよー」
「……え」

私は明日、学校を休もうも決心した。

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藍色りんご飴
藍色りんご飴
勉強に追われてます_(꒪ཀ꒪」∠)_ 投稿ペースが、かなり不安定です。。。
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