第6話

まるくん①
535
2020/11/20 11:27
いつも通り部屋でゴロゴロしているとりゅーに声をかけられた
まる
まる
あなた?
あなた

んー?

まる
まる
夜ご飯外に食べに行かん?
あなた

マジ?

まる
まる
マジよ!
あなた

行きたい!

まる
まる
じゃあ俺は用意すぐ終わるし
先に用意してきな?
あなた

分かった!

私は部屋を出て洗面所に行き用意を始めた。

りゅーと外食行くのは久しぶりだからなと思い気合を入れて用意をした。
用意を終え部屋へ戻るとりゅーは誰かと電話していた。
まる
まる
そうそうw
楽しそうだなと思いながらりゅーに近付いた
??
??
ヤバいよねw
あなた

…!!

電話の向こうから聞こえてきたのは女の人の声だった。
あなた

(。・ω・)σ゛ツンツン

りゅーを突っつくと私に気付いたりゅーは少し離れた。
まる
まる
そうなんだw
楽しそうに電話してるりゅーを見て悲しくなった。
あなた

りゅー!

まる
まる
ちょっと待っとって
あなた

早く行こ?

まる
まる
電話終わるまで待って
あなた

そっか。 もういい!

まる
まる
あなた!?
私は家を飛び出た。

だけど行く宛てがないのは分かってるし繁華街へ向かいクラブへ足を踏み入れた。

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