声のする方に顔を向けると、
お風呂上がりのショッピくんは
湯上がってなんというか、
大人の色気が増したというか。
今にも鼻血が出そうです。尊いっす。
言えなぁい言えるわけないよぉ!!
だってただの変態じゃん私。
もういい別の話題にしよう。
そう言って彼はイケメンスマイルを炸裂。
ぐっ…色気のせいでマイナス補正かかってるし
クリティカルじゃないか(TRPGネタ)
(訳:いつにも増してイケメンすぎる。)
そう2人で笑っていつもより強いお酒を飲み始めた。
そう言いながら机に突っ伏す。
頭がガンガンするよぉ…
今すぐリバースしたい……
どうしたショッピくん!?
完全にキャラ崩壊してらっしゃる……
酔って呂律回ってないしなんか可愛くなってるし…
今すぐ抱きつきたいッッッ!!
そう思い自分で自分の肩を抱いた。
まるで幼稚園児やないかぁー
可愛ええやないかぁー
持ち帰りたいなぁ(願望)
まてまてまてまてぇ
ちょっと告白かい?嬉しいなぁ
じゃなくて!!
ショッピくんが?僕のこと?好き?
えっそれはLoveなの!?Likeなの!?
おっとぉ勢い余って言っちまったぜイェイ
でも、本当に好きなのかな?
酔った勢いとかってあるじゃん。
そういう類のものなんじゃない?うんそうだ。
よし、そういうことにしよう(解決)
そうして私とショッピくんは、
一緒に寝ることになりました!
私の精神が持つか心配なんだが
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。