第16話

俺が、守るから ※おそ松メインです
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2019/01/16 09:09
おそ松side
眠れないな……
やっぱり、あなたが心配……










ってのはうそでーーす!!
まあ心配もしてるんだけどさ、俺が眠れないのはさっきから……

おそ松
今、家にあなたしかいないってことは忍び込んでイチャイチャできるってことだよね!!うん!!
って事を考えてるからなんだよね~、へへっ






まあ、窓が開いてればだけどさ……
おそ松
……試しに行ってみるか
あなたの部屋と俺達の部屋の窓は向かい合わせになっている






てことは、俺たちの部屋の窓からあなたの部屋のバルコニー(?)にジャンプして飛び移ればいいって事だな!
おそ松
とうっ!
よし、飛び移れた!




まあ、運動神経バツグンの俺からしたら楽勝なんだけどね~
おそ松
まさか窓は開いてな………あ
いや開いてるしっ!!どんだけ不用心なんだあいつは!!




……まあ、そんな所が可愛いんだけどさ
おそ松
お邪魔しま~す…………んん!?
そこには、寝息を立ててすやすや寝ているあなたがいた
(そりゃそうだな)





いや、どんだけ可愛いんだよお前は……











あれ
あなた

zzz……

おそ松
何か、足音がする……?
おかしいな、この家には今俺とあなたしかいないはずなのに









まさか
おそ松
不審者……!?
いやいや、そんな訳……
でも、確実に足音が聞こえる

そしてどんどん音が大きくなってくる










そういやあいつ、鍵開けっ放し……
おそ松
……マズい
とりあえず俺はベッドの下に隠れることにした





そうしている間にも足音がどんどん近づいている

そしてついに……

……ガチャ
おそ松
(小声)えっ……
???
よいしょーっと……
最近の子は不用心だなぁ……ははっ
まあ、その方が好都合なんだけどね……
不用心……好都合………あ








やっぱりこいつ、不審者!?








???
ちょっと遊ばせてもら……おうっ!?
無意識だった





あなたが危ないと気づいた俺はベッドからすり抜けて、不審者(?)を背後から殴った
???
痛ってぇ……何すんだよ!?
……流石に大人の力にはかなわないと思った



けど

今はそれよりあなたを守らないと


おそ松
オラァっ!!
???
だっ!
暗闇の中、近くにあった鏡で不審者を殴ったら運良く気絶してくれた
こいつ弱すぎだろ……





まあ、俺はとりあえずこの不審者を縛りつけて警察を呼んだけど
あなた

zzz……

この状況で寝るとか!!何やってんだよ!!
俺はお前のためにあんなに頑張ったのに!?




でも、寝顔はやっぱり可愛くて
おそ松
(ツンツン……)
あなた

んんん……zzz

思わずほっぺにイタズラしちゃったんだよな
おそ松
まったく、のんきだなぁ……
やっぱり俺は、あなたの事が好きなんだなぁ……
おそ松
……次も俺が守ってやるよ

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