あなたちゃん、三年生
LINE
~数分後~
二人⇸「」
国見⇸[]
渡⇸{}
あなた⇸『』
「はぁはぁ」
「着いたはぁはぁ」
[あなたさん?何があったの?]
{なんでもいいから、話て見て}
『…………』
『最後の、家族が、殺された………』
「ッ…………」
『いじめられて、今ある地獄から…』
『抜け出すために………』
[そっか………]
『私は、お姉ちゃんが苦しんでる事にきずけなかった………』
『私が、気づいて、上げれたら……』
『お姉ちゃんは、死なないで済んだかもしれない…』
『私が気づいてあげられたら………』
{それはちょっと違うんじゃない?}
『違う?』
『何が違うの?』
『現に、お姉ちゃんは、いなくなってるじゃん』
[でも、だからって!!あなたが!!自分を責める理由にはならないでしょ!!!…]
『………だから?』
『私は、最後の家族を守れなかった』
『これは、私が自分を責める理由になる』
「…………」
『でも、最後に止めに来てくれてよかった』
『じゃなきゃ私、死んでたかもしれない』
「止めに来てよかった…」
『ねぇ、二人は、私に着いてきてくれる?』
「もちろんです!!!」
『そっか…』
『ならさ、私の、お姉ちゃんへの、感謝とか、色々手伝ったくれない?』
[了解です!!]
{任せてください!}
『二人がいるなら、安心だね』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。