⚠前回の話の続き
あなたside
8時
仮眠をし終わった私は、編集しているやまとの元へ向かう
あなた「おつかれ〜」
やま「おつかれー、って、、」
こっちを振り向いたやまとが固まる
あなた「どうした?」
やま「その腕、、、」
私の左腕を指さして言う
あなた「ん?、あ、そう言えば」
思い出したら痛くなってきた笑
やま「なんで言わないの!早く冷やそ」
あなた「これは普通に言い忘れてた、ごめん笑」
と、そのとき、やることがあったことに気づいて保冷剤を持ってきているやまとを呼んだ
あなた「やまと〜!」
やま「なに、どうした?」
あなた「インスタライブしたいんだけど、冷やし終わったらここで撮っていい?」
やま「いいけど、大丈夫?あんなことがあった後で」
あなた「大丈夫!ファンの子達と約束してたから!絶対やる!」
やま「そっか笑、じゃあ一緒に出てもいい?」
あなた「いいよ〜」
そう言って私は腕の処置をして(見えないように)インスタライブを始める
ーインスタライブー
あなた「こんばんは〜、じゃなくておはようか!」
やま「おはよ〜笑」
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あなたちゃーん!
@
やまとくんもいる!!
あなた「聞こえてるかな?」
やま「👋」
@
聞こえてるよー!
@
待ってすっぴん??かわいすぎない?
@
あなたちゃん寝起き??笑
やま「あなた、寝起きなのバレてる笑」
あなた「うわぁ、バレた(小声)」
やま「すっぴん、寝起きでインスタライブやってんのあなたくらいだよね笑」
あなた「皆内緒ね、内緒(小声)」
やま「もうこれ見てる人全員にバレてるから笑」
@
二人の会話おもしろすぎ笑
@
他のみんなは?
あなた「ぼんくんとごうたくんはいるよ〜」
あなた「これから撮影があるから30分後くらいには皆来るけど」
やま「今回の企画はおもしろいよね」
あなた「うん!まだ言えないけど絶対見て下さい!来週あたりには出せるかな?と思います!」
やま「質問とかあります?」
@
なんであなたちゃんはやまとの家にいるの?編集??
あなた「あ、これ言っていいのかな?」
私はやまとを見る
やま「あなたが言いたいならいいよ」
やまとが優しく笑う
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え、何、付き合ってるとか!?
@
なになになに
あなた「あ!違う違う!付き合ってるとかではないよ!」
やま「そんな思いっきり否定しなくてもいいじゃん(真顔)」
@
やばい笑、やまとくん顔死んでる笑笑
あなた「あのね、実は私ストーカーをされて。」
あなた「セキュリティいいお家に引っ越そうかなと思ってて。」
あなた「家が決まるまではここに居させてもらうことになりました」
やま「ここだったら俺以外にも誰かしらいるしね」
あなた「そうそう。」
@
え、、、大丈夫?
@
怪我とかはない??
あなた「あ!全然怪我とかはないよ!それは大丈夫!!」
私は皆にはさすがに心配かけられないから咄嗟に嘘をついた
やまとにもそれが分かったようで話題を上手く変えてくれる
やま「俺が助けに行ったんで(。・ω´・。)ドヤッ」
あなた「それはありがとうなんだけどドヤ顔うざい」
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あなたちゃん冷た笑
@
やまとそういうとこ頼りになるよね
やま「まぁあなたも一応女の子だからさ、ストーカーとかそういうのはやめてあげてね」
あなた「ん??一応って言った?」
やま「言ってないって!笑」
あなた「いやその笑い方は言ったでしょ、絶対。言ったよね??」
私は画面に向かって聞いた
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バッチリ言ってた笑笑
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言ってたよ!!笑
あなた「やっぱりっ」
やま「やばっ」
やまとが立ち上がって私から逃げる
私もやまとを追いかけて部屋の中を走り回る
あなた「待って!笑」
やま「笑笑」
ぼん「おーい、うるせーよー」
ぼん隣の部屋から注意されてやっと追いかけっこをやめる私たち笑
あなた「やばい、インスタライブやってたんじゃん!」
やま「やばっ!」
私たちは慌てて画面の前に戻る
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2人ともやばすぎ笑笑
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小学生みたいなんだけど笑
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はなやま最高❤️💛
あなた「ほんとすみません、、笑」
やま「あ、そろそろみんな来るね」
あなた「そうだ、なんかドタバタしちゃってごめんなさい笑、じゃあ皆ばいばーい👋」
やま「👋」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。